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地域包括支援センターで働く看護職としてのつぶやき(介護とか退院調整とかも)

一人暮らし&要介護状態の高齢者の食事確保は困難。地域包括支援センターで宅食の相談が急増中!おすすめや選び方のポイントを紹介します

地域包括支援センターで保健師として働くようになり、地域の高齢者と関わるようになりました。

電話や利用者さんの家に訪問して相談を受け、生活や介護のことなど困っていることをいっしょに解決していきます。

参考記事:地域包括支援センターの役割と業務を看護師経験しかない新人保健師が簡単にまとめてみました

よくご相談を受けるのが「食事の確保」です。

病気や要介護状態になって買い物に行けなくなったり、食事の準備ができなくなったというご相談。

もしくは奥さん、または高齢の母親が亡くなって男性一人暮らしになることで、買ってきた総菜や弁当ばかりになり栄養が偏りがちになってしまうケースもあります。

そんな時、おすすめしているのが「宅食サービス」や「配食サービス」といった弁当や総菜を自宅までもってきてくれるサービスです。

宅食は便利そうだけど、どこの会社を選んだらいいのかわからない、お金が高そう、口に合うかわからない…といった悩みがあると思います。

地域包括支援センターで関わっている中で、宅食を選ぶポイントがわかってきましたのでご紹介していきます!

自治体によっては宅食に福祉サービスの補助がある

自治体によっては「福祉サービス」の一環として補助を出してくれる所もあります。

半額くらい自分でお金を出して、残りの半分を自治体が出してくれるので、かなりお値打ちに宅食が利用できるのです。

ただ誰でも補助を受けられるかは自治体によって異なります。

高齢者であれば申請するだけでよいとしている自治体もあれば、条件に当てはまる高齢者でなければ補助を受けられないといったパターンもあります。

同居家族がいるか、見守りが必要か…?など

自治体の福祉サービスだと見守りをかねてのサービスになっているところもあるので、元気な高齢者の方だと補助が得られないかもしれません。

ただ、高齢者の一人暮らしには、見守りがあるとご家族は安心ですよね。

福祉サービスとは関係なしにお弁当屋さん独自に見守りサービスをしているところもありますよ

少しでも安く宅食を利用しようとするのなら、まずは福祉サービスを利用できるかを確認しましょう。

宅食を利用する高齢者の自治体に福祉サービスがあるのか、そしてその方が福祉サービスを利用できる条件に当てはまるかを確認するとよいです。

自治体の役所やお住いの地域を担当する地域包括支援センターに相談すると教えてくれますよ。

福祉サービスが利用できる業者は自治体と契約を結んでいる所になりますので、その中から選ぶように教えてくれるはずです。

ただ申請が通るまで時間がかかる場合もありますので、どれくらい時間がかかりそうか確認し、申請が通るまでの宅食はどうしようか考えておくとよいですよ。

もし福祉サービスが利用できない場合や、病気や怪我が治るまで一時的な利用で福祉サービスの利用はいらない、と言った場合はこれから紹介する方法で宅食の業者さんを選ぶとよいです。

宅食を頼む業者の選び方

宅食といってもたくさんの業者がありますよね。

福祉サービスで補助を受けられるのなら、自治体と契約している業者から選ぶので選択肢は限られます。

が、そうでない場合はどう選んだらいいのか悩みもの。

地域包括支援センターで支援していて、いろいろな要望や相談を受けてきました。

宅食を扱う業者をどのように選んだらいいのか、ポイントをご紹介します。

食事制限に対応しているかどうか

まずは宅食を食べる人に食事制限がある場合、その食事を対応できるのかが大切です。

病気によって医師の指示があると減塩食やタンパク質制限食など、いろいろな制限のある方がいます。

嚥下機能(飲み込み)が悪くなって、とろみやムース上の食事がいい高齢者もいるでしょう。

食事制限通りの食事を自分で用意するのはとっても大変ですよね。

宅食を上手に活用して食事制限を守ってほしいです。

試食をしてから選んだ方がよい

配食を使っている方からよく言われるのが「味が口に合わない」です。

いざ頼んでみたらおいしくなかったといって、すぐに辞めてしまわれる方も多いです。

だいたいの業者が「1食だけ試食を無料」とか、「お試しセット」といって通常より割安だったり送料を無料にしてくれています。

いいな、と思った業者の食事をまずいくつか試食してから、どこの業者にするか選びましょう。

いくら安くても口に合わなくて食べなかったら意味がないですもんね。

見守りがあった方がいいのか

一人暮らしの高齢者の方で、ご家族が遠方にお住まいの方が増えてきています。

うまく生活できているか、倒れていないか、心配になりますよね。

地域包括支援センターでも食事の確保もかねて、見守りサービスとして宅食を利用することが多々あります。

福祉サービスではなくても、宅食の業者によっては見守りサービスをいくらか料金を支払えばやってくれる所もあります。

倒れていたり、弁当をもっていっても出てこないとき、なにか緊急のことがあれば登録しておいた連絡先に連絡をいれてくれます。

食事の確保だけでなく、見守りサービスを入れたい場合はサービスのある業者を選ぶといいですね。

ご飯はいるのかいらないのか

ご飯だけは炊けるけどおかずまでは作れない…。

身体が痛いとか、病気で辛くて料理を作れない、もしくは作っていた人が作れなくなってしまった。

事情はさまざまですが、ご飯抜きでいいなら弁当代が安くなるところがほとんどですので、節約にもなります。

冷凍の宅食では総菜だけ、というところもあるので、宅食業者の選択肢が広がって口に合うところが見つけやすくなりますよね。

総菜やコンビニ弁当は、塩分が高くなったり栄養が偏りがちです。

宅食業者はほとんどのところが栄養士さんが献立を考えているので栄養バランスもばっちり!

一人ではたくさんのおかずを作れなくても、宅食なら数種類のおかずを準備してくれます。

それにご飯やパンなどの炭水化物ばかり食べていると、カロリーは取れているのに必要な栄養素が取れていない栄養不足の状態になるそうです。

ご飯やパンは手軽に購入できて準備に手間がかからないので、高齢者は炭水化物をとりがちです。

免疫機能が低下したり、身体の調節機能が弱くなってしまう栄養不足は、高齢者に多いそうですよ。

もともと高齢の方は免疫や身体機能が低下しているのにもかかわらず、です!

上手に宅食を利用して、栄養バランスの良い食事をとってほしいです!

値段や送料、どれだけ柔軟に対応してくれるか

宅食は毎日とっていると金額がかさみます。

値段や送料のあるなしで、かなり値段に差が出るので要チェックですね。

そして、平日や土日の対応はしてくれるのか、配送はどれくらい早くしてくれるのか、などどこまで自分のライフスタイルや希望に沿った対応をしてくれるのか確認するとよいです。

毎日の食事のことなので、おいしく、安心して宅食を食べられるといいですよね!

資料の請求をしてどんな感じの弁当なのか値段設定などの詳細を見る

HPでももちろん調べられるのですが、高齢者にはわかりにくいもの。

紙での資料の方がなじみやすく、並べて比較もできるので理解しやすいです。

宅食の業者には資料が用意されていますし、業者によっては無料試食券をつけてくれているところもあります。

気になる業者はぜひ資料を取り寄せてもらうと、高齢の方も納得して業者を決めることができますよ!

高齢者の宅食を選ぶのにすごいサイトがあった!!

宅食についていろいろ調べていたら、ものすごく便利なサイトを見つけました!!

ご説明してきたことを網羅していて、お住いの地域の宅食業者も検索することができます。

見つけて感動しちゃいました!!

資料の一括請求もできますし、無料試食や割引も情報が載っています。

地域包括支援センターで働いていも、利用者さんにご紹介できますし、何より自分も担当地域の配食業者さんで知らないところがあったので、資料請求しちゃいましたヨ!!

ぜひ「宅食頼みたいけどどうしたらいいのかわからない…」とお悩みの方はこちらのサイトのご利用をオススメします!!

資料が届いたらまたレポートしま~~す!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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りっちゃん

Another Neighbors=「もうひとつの隣人」 物理的な隣人はいくらでもいるけれど、誰なのかどんな人なのかわからない時代です。 私は、遠く離れていても側にいるような温かい「隣人」になりたい。 として温かい心のやり取りをしたい。 看護師として、地域での経験を通して、「人と人との温かいつながり」を作っていきたい。 でも私自身の大好きなものもいっぱい語って、私の人となりを知ってほしいなあと思います。
プロフィール

-地域包括支援センターで働く看護職としてのつぶやき(介護とか退院調整とかも)

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