働き方

もうすぐ40歳。このまま看護師として働き続ける?ブログは全然稼げないけど得たものもある

2023年4月に筆者は40歳を迎えます。

「看護師としてこのまま働き続けられるのか?」「ブログで収益を得てお金の不安を解消したい」なんて漠然としたモヤモヤを抱えながらこのブログを立ち上げました。

資格をとって一生安泰だと思っていたものの、経験年数が増えたところでほとんど賃金が上がらない現実を目の当たりにしました。

そのかわりに増える仕事、責任、毎年くる新人さんの教育、後輩フォロー…。

歳を重ねるほどに体力的にきつくなる業務、夜勤なんて特に。

子育てだって子どもが大きくなるほどに楽になるかと思いきや、子どもの成長とともに心のケアも必要になり、小さいころとはまた違った難しさを日々感じています。

看護師の仕事は好きだけど、毎日があっという間でこのまま定年まで働くのかと思うと、不安になってきました。

ブログを始めたときは、

あわよくば看護師辞められないかな…

なんて淡い夢をいだいていました。

まる3年くらいやっていますが

  • Googleアドセンス:2774円
  • アフィリエイト:1786円

(Amazonアソシエイトで数件1000円の案件が出たのですが、なぜかアカウントがなくなって消滅( ;∀;))

一番稼いだのはポイントサイト、もはやブログの話ですらなくなりますが…。

クレジットカード発行やゲームで数万円くらい。

ゲームは時間ばかりかかって時給換算すると100円になるかならないか程度なので効率悪すぎ、稼げるもんじゃない。

 

看護師やりながらの副業は難しい!特に急性期!

子育てしながら片手間にやれるもんじゃありませんでした。

地域包括支援センターに異動になって約2年、始めこそは仕事に慣れるのに必死。

だけど夜勤もなく土日祝日はお休みで、スケジュールも組みやすく体調も崩しにくくなりました。

ブログするチャンス…と思いきや、筆(タイピング?)は進まない。

何より、「自分が何を発信したいのか」がわからず、お金を稼ぐために発信したくないことを記事にあげても苦行にしかなりません。

実際に中身のない記事はアクセスも伸びず、アクセスがなければお金も発生するわけがありません。

3年もやってほとんど稼げなかったブログ、果たしてやってきた意味はなかったのでしょうか…?

一概には「意味がなかった」とは言えないと思っています。

稼げなかったブログ、でも自分と向き合える時間になった

お金を稼げたかどうかで言えば明らかに失敗。

よくいう「0→1」にすれば稼げるようになる、といわれていますが、「1」になってもその後が頑張れなかった。

だけどブログを始めてみて、得たものもあります。

記事を書いていると、「この記事は書いていて楽しい」「ちょっと嘘ついてる…?」「お金のためだけに書いている、嫌だな…」

なんて葛藤がありました。

やっぱり書くなら、自分が好きなもの、伝えたいことが1番です。

お金がちらつくと自分らしさはなくなって、どこかで見たような記事になってしまうし、まるで読んでくださる人をだますような気にもなってくるのです。

その代わり「好きなことを伝えたい」、「誰かのためになるかもしれない、役立ちたい!」と魂込めた記事はアクセスも伸び、収益もわずかながら発生しています。

何より、ブログをコツコツ書いていて、自分を見つめ直す時間になりました。

記事を書くためにいろんな勉強をもしましたしね

ブログを始めて約3年、自分の好きなもの、見えてきたんです。

  • 誰かと感動や学びを共有する
  • 社会に貢献したい、誰かの支援をして喜ばれること
  • 学ぶこと、考えること、読書
  • 娘の成長から感じること刺激を得ること
  • 三浦大知くんの楽曲、パフォーマンスを楽しむ
  • 音楽、アートやファッション、映画、形にならないものへの感動
  • 料理は苦手だけど健康的な食事って大切じゃ…?と改めて気づく

本当は昔から好きだったし、ワクワクすることだったけれど、大人になるにつれ、子育てと仕事に翻弄されるにつれ、じっくりと向き合うことができなかった。

看護師、保健師の資格をもっていて、そこにこだわり続けていたところもあったと思う。

現場で働くことは楽しい、だけど一生このまま?定年を迎えるまで?

もっとやりたいことはないのか?

自分で「やりたい」と思って、自分で「決めて」できる仕事をしたい。

甘いのか?看護師の資格もそれなりの経験もあるのに…?

もんもんとしながら書いたのがこのへんの記事ですね。

今でも病院と地域の架け橋になれたら…という想いはあるものの、病院の中でなくてもできるかもしれないし、医療保険、介護保険の中にいると、制限があって自由がない、なんて想いも沸いてきているのです。

40歳の壁をスルッと超えていけるとは思っていないけれど

ブログを書き続けることで

そんな時にいつもVoicyで聴いている「学びの引き出しはるラジオ」の尾石晴さんが執筆されたこちらの著書。

笑えるくらい今の私の状況にドはまりの本だったんですよね。

私のための本だと思いました(笑)

人生の節目や環境が変わる時、決してスルッと超えていけるなんて思っていません。

環境の変化、問題が起きる時、なにかを乗り越える時ってエネルギーが必要になりますよね。

…なんて、ひねくれもの発言だ!

ワーママで、きっとキャリアウーマンだったはずだろうに、仕事を辞めてまったく違う仕事をいくつもこなされている、著者のはるさん。

この「40歳の壁をスルッと超える人生戦略」の中の、「自分業」って言葉に心ときめきました!

まさに、はるさんの興味あるお仕事、ヨガのインストラクター、発信業、不動産業をしながら、そして今は大学院生です。

子育て中のこのままではいけない、もっとどうにかできないのか?の試行錯誤の末に今の状況になっていて…。

思いついたことを行動し続けること試し続けることって大切だなあ、なんて。

はてさて、私の自分業、なんだろう…?

少なからず、ブログを続けてきたことで、この著書、ましてやはるさんに出会えたわけだし、学びにもつながりました。

自分のしてきたことを意味のあるものにするのか、無駄にするのかはこれからの自分にかかっていますよね!

おわりに

自分の振り返りのような記事になっていますが、もうすぐ40歳!

かといって何かが変わるわけでもなく、私は私なんですよね。

もちろんみなさんもそう。

ブログで稼げなかったけど、おぼろげながら自分の看護師としてだけの人生ではない未来も見てみる気になったのは、ブログのおかげ。

少しずつ、自分らしい言葉、記事にしていきたい、そんな所存です。

なにか、誰かの力になりたい、その気持ちは一貫しています。

そんな場にできたらな、作りたい。

少しずつ、ただいま勉強、実践中です。

節目を感じつつ、よりよきブログにしていきますね。

読んでいただいてありがとうございます!

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りっちゃん

Another Neighbors=「もうひとつの隣人」 物理的な隣人はいくらでもいるけれど、誰なのかどんな人なのかわからない時代です。 私は、遠く離れていても側にいるような温かい「隣人」になりたい。 として温かい心のやり取りをしたい。 看護師として、地域での経験を通して、「人と人との温かいつながり」を作っていきたい。 でも私自身の大好きなものもいっぱい語って、私の人となりを知ってほしいなあと思います。
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