娘が赤ちゃんのころを思い出します。
とにかく常に、ずっと、来る日も来る日も授乳していました…。
懐かしい…
産後1年と2カ月の育児休業をいただき、夜勤ありの時短勤務で復帰。
復帰が近づいてきたころ、授乳をやめた方がいいのかと悩みました。
なんせ16時間の夜勤が待ち構えているので、パイがどうなってしまうんだろうと不安になりましたね。
乳腺炎とか怖いし…爆発するんじゃない?!
職場の先輩で断乳している方もいました。
じゃあ断乳するのか…と考えると
ママの都合で大好きなパイパイをやめるのはかわいそう
という想いも浮かんできて…。
1歳を過ぎても全然パイパイをやめる気配のない娘。
本当に幸せそうに吸い付くんです。「パイパイ」って言いながらニコッて笑ったりして…。
ママもとっても幸せな時間…。
夜勤をしていても授乳を続けている人はいないか、ネットで検索しまくりました。
いないことは、ない…!!
なんとかやれるかもしれない…?と決意し、職場復帰しても授乳を続けることにしました…!
そんなこんなで、なんと3年半も続いたパイパイ生活。
今回は仕事復帰後の授乳や、授乳中の夜勤のときどうしていたかをお話していきますね。
仕事復帰してからの授乳はどうしていたか
仕事復帰後は病院付属の保育園に預けていました。
かと言って、昼休みなど保育園に授乳しに行くことはありませんでした。
ありがたいことに、娘は離乳食も食べる子だったので、おっぱいを足す必要はなし。
最初の頃はママがいなくて泣いていたそうですが、娘もパイパイがなければないで、遊びに夢中になっていたようです。
当時、時短勤務をさせてもらっていたので、15時半ころに仕事が終わり娘を迎えに。
そして家に帰ってきたら、まるでがぶ飲み状態(笑)
ママに甘えたいのもあるし、帰ってきた早々にパイパイタイムです。
おっぱいはパンパンに腫れ、出る勢いも多かったのでしょう。
娘もじゅっじゅっと必死に飲み干していました。
飲んでもらった後はめちゃくちゃすっきりしましたね(;'∀')
仕事復帰をしてお互いに離れる時間が出て、とてもいいスキンシップの時間になっていましたよ。
乳腺炎にはなんとかならずに過ごしていました。
夜勤でパイはどうしていたか
初めての夜勤でいきなりオールナイト
仕事復帰後しばらくして、ついに夜勤がやってきました。
夜ママがいないことに娘のことが一番心配でしたが、16時間という長時間勤務を私のパイパイは耐えられるのだろうか…。
耐えるしかない!
という意気込みで夜勤へいざ出陣!
休憩時間にちょっとしぼればいいかな、なんて思ってました。
なんてったって、娘を生んですぐは自分で搾乳して哺乳瓶であげてましたからね(笑)
搾乳は得意!
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なんて思っていたのですが…なんと復帰後の初夜勤
超絶忙しかったんですーーーーー( ;∀;)
おばあさんは点滴引っこ抜いて、血だらけの手で廊下までべたべた手をつきながら徘徊したり
鼻の手術した人は出血が全然止まらなかったり…
復帰とともに異動してきた病棟なので、久々の夜勤だしもうしっちゃかめっちゃか。
パイのこと、忘れてました…( ;∀;)
初夜勤にしてオールナイト。忘れられないデビュー戦でしたね。
当然ゆっくり絞る時間もなく、私のパイは…
爆発しました…
もうダムが決壊したかのように、授乳パットがひったひた。
パンパンになって収まらない分があふれ出していました。
パットをとりあえず換えて、仕事が終わり次第ダッシュで帰宅。
初めてのママがいない夜に寂しかった娘は、すぐにパイパイかぶりつき
むせながら飲んでいました…(; ・`д・´)
その後の夜勤はどうしていたか
常にオールナイトの夜勤というわけではもちろんありません。
落ち着いた夜勤で仮眠が取れるときは、搾乳して出していました。
1回やそこらの搾乳では追い付かず、朝方には授乳パットが濡れていることも。
ひどい時にはユニフォームに沁みていることもありました。
どうも私のパイは限界を超えたらあふれ出す仕様のようで、なんとか乳腺炎にはならなかった…。
乳腺炎になりやすい人は搾乳機準備しておいた方がいいと思います…無理はダメ…( ;∀;)
ただ、離乳食が完了したくらいから、パイが「必要分だけ生産する」仕様に変身したんですね。
娘が吸ったらパイが出てくるという、神仕様に(笑)
おかげで夜勤のときも、復帰したばかりほどカンカンにならずに済むようになりました。
どこかでパイパイが「ご飯」の意味合いから「精神安定剤」に完全シフトしたのもこの頃のような気がします。
吸ってみたりパイをツンツンしてみたり、パイパイは母娘のスキンシップの時間でしたね。
結局3年半授乳しました
娘が3歳になる頃、一度「パイパイ卒業する?」と娘に相談したことがあります。
娘は「パイパイ大好きだもーーーーん!」って泣き叫んだのであえなく断念。
夜7時の保育園の駐車場で(笑)
その後私の父、娘にとって祖父が大腸癌であることが発覚します。
見つかった時にはすでに全身転移しており、手術もできない状態。
人工肛門を造り、骨に転移もしていたので癌の痛みがとっても辛くって…。
同居していたので、母とともに介護していました。
仕事して、保育園の送り迎えをして、帰ってきてから祖父の人工肛門のケア…。
娘もまだ3歳、相手をしてほしいのに、じーじにばかり手がいって、構って、パイパイ、となんどもせがんでいました。
あの時はかわいそうなことをした…。
私が疲れ果ててパイパイをお休みさせてもらうこともあり、徐々にパイパイの回数が減り…。
3歳半を過ぎたころからパイパイを求めなりました。
あれ、もしかして…?とそこからパイパイをすることはありませんでした。
卒乳?断乳?
わが家は自然消滅でした(;^_^A
授乳を続けてよかった
仕事を復帰してから娘と離れる時間ができて、娘も不安でしたでしょうし、私も新しい生活にストレスが溜まっていました。
その中でパイパイの時間は娘との大切なスキンシップの時間で、穏やかな癒しの時間でした。
復帰の時、断乳しなくてよかった
というのが正直今の感想です。
ただ、夜勤中にパイがパンパンになるのは不安でした。
乳腺炎にならなかったのは不幸中の幸い、たまたま私のパイがだらだらと溢れてきてくれる仕様だったから。
もしこれから仕事に復帰して夜勤を迎えるママさんたちへ。
授乳を続けることも続けないことも悪いことじゃない。
夜勤を始めやってみて、仕事をしながら大変かもしれませんが、ダメなら途中で断乳してもいいと思います。
この記事は、たまたまうまくいった私の話です。
乳腺炎になりやすい、仕事で疲れ果てて授乳できる自信がない…色々あるでしょう。
とにかくどうか無理をせず、お体に気をつけて過ごしてほしいです。
こんな人もいたよ、と参考にしていただけたら幸いです
続けるかどうか悩ましいけれど、正解なんてないんですから、ご自身のやりたいようにいきましょう。
仕事復帰、応援していますよ!
一緒に子育て頑張りましょうね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!