2025年10月いっぱいで、娘が年中から始めたスイミングを卒業しました。
約5年半、9歳の娘にとって、人生の半分以上。
よく続けてこられたなぁと、しみじみしております。
5年半も続けられた、娘のスイミングを振り返って、自分のためにもちょっと記事にまとめてみることにしました。
何かお子さんに習い事をさせたいなって考えている親御さんの参考になったら嬉しいなと思います。
娘の習い事にスイミングを選んだわけ
ざっくり習い事にスイミングを選んだわけは…
この2点が大きかったですね。
特に子どもに習い事をさせるうえで、送迎が1番のネック!
習い事を何かさせたいな、と思っていても送迎問題に阻まれて、唯一スイミングならいけるかも…!
しかも娘がプール大好きじゃん、これだ!といった感じで習うことになりました。
娘とスイミングの歴史と習ってよかったところ
娘はもともとプールが大好きで、自宅でビニールプールを広げれば一生出てこないんじゃないかと思うくらい、ずっとプールに入っていました。
キリをつけてプールから出そうとすると、キレ散らかして大暴れ。
小学校4年生になった今でも、シューズを洗っていてだんだん水遊びにシフトするくらい、水が大好きな子のようです。
そんな娘とスイミングの歴史を振り返りながら、スイミングを習ってよかったところを振り返ってみます。
小さい頃はお風呂で身体を洗いやすくなった
顔に水がかかるのを嫌がって、頭や身体を洗うのが大変な時期がありました。
スイミングに通い出してからは、顔に水をつける、先生と手を繋いで水の中に入る、みたいな水に慣れる練習がほとんどでした。
そんな練習をしているうちに、いきなりシャワーでばばばっと水をかけても全然平気になり、怒ることもなくなりました。
お風呂で身体を洗うのが随分と楽になりましたね。
私顔に水かけられても平気よって、ちょっと自慢気になっていました(笑)
挫折を知って、できないことに挑戦し乗り越えることを体験できた
水が大好きで、遊びのような感覚でスイミングに通っていました。
とはいえ、スイミングですから、テストがあって、合格すれば急が上がって、だんだんと習うことが難しくなっていきます。
小学校に上がるころだったか、ビート板でバタ足25mの急がなかなか合格ができず、とても時間がかかりました。
同じころに入った子は、運動神経が良くどんどん話されてしまったことも辛かったのでしょう。
スイミングに行くのが嫌で嫌で、スイミングに行くのを拒否して、やっとの想いでスイミングに行く日が続きました。
娘にとっては、初めての挫折だったのかもしれません。
引きずるようにしてスイミングに連れていくのは親としても葛藤でした。
こんなに嫌がっているのに、辞めるべき…?
娘とよく話しをしました。
スイミング自体が大嫌いになったので、あれば辞めればいい。
スイミング自体は好きだけど、できないことが嫌で逃げるのか。
このどちらかが、掴めなくて難しかった!
結論として、娘はできない自分に立ち向かうことにしたのですが、当時娘に言われた言葉が忘れられません。
「スイミングがこんなに練習ばっかりだなんて聞いてなかったんだもん!」
確かにそうだよな…保育園の年中さんからしたら、遊びだと思っていたよな…だまされたようなもんよネ…。
と、ちょっと反省。
でもそんなことを言えるようになった娘の成長に感心するとともに、発言には笑ってしまいました。
自分のペースがあること、他人とは違うことも学べた
何やかやで、バタ足も合格をして、運動神経がお世辞にもいいとは言えないわが家の娘、スローペースで頑張って練習を続けていました。
いっしょに入った保育園からの子は、とにかく運動神経が抜群。
毎回テストは一発合格で、娘との差がどんどん開きました。
娘はきっと、悔しいのといっしょに泳げない寂しさもあったと思います。
ですが、散々苦労したバタ足を乗り越えられた自分に自信がついたようにも見えましたし、その頃には「もっと泳げるようになりたい!スイミングを続けたい!」という気持ちが芽生えていたようです。
そして、自分のペースで続けて、お友達はお友達のペースがあるよねという話を娘とよくしていました。
自分のペースでコツコツと続けていられたのは、自分と他人とは違うもんだ、というのが少しでも娘の中にあったのかなぁと思っています。
さらに、いっしょに通っていた子が、他の習い事をするといってスイミングを辞めることになりました。
大好きなお友達で、保育園の頃からのお付き合い。
人見知りでナイーブなタイプの娘だから、自分も辞める!と言い出すかと思えば、続けることを選んだのです。
娘が自分でスイミングを続けることを選んだのも、ちょっと感動でしたね。
自分がどこまでやりたいか、何が好きなのかを知るきっかけになった
お友達が辞めてしまった後も、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライと、上手な子に比べればゆっくりかもしれませんし、すごく上手かというと怪しいもんですが、とにかく4泳法を泳げるようになりました。
まさかちょっとどんくさくて、おっとりした自分の娘が、スイミングをここまで続けて、4泳法を泳げるようになるなんて…。
ひとりっ子で甘えんぼで、いつも人の後ろに隠れて照れ屋さんで。
ただ、スイミングをモリモリ泳いで、タイムを伸ばして、水泳選手になるぞ!というところまでの気持ちは芽生えませんでした。
なんとなく、自分は泳ぐこと、水は好きだけど、苦しい思いまでして選手にはならなくていい、と考えたようです。
4泳法を泳いでしまうと、その後はとにかくタイムを早くするとか、とにかく泳ぎまくるばかり。
疲れるとすぐに立ってしまう娘です、体育会系!根性!!って感じでもないな、と感じていました。
娘はスイミングは卒業でいいかな、と思えるようになったようです。
そんなこんなで、2025年10月いっぱいで、卒業!
なんとなんと、個人メドレーで、各泳法25m計100mを泳げました!すごい!親バカ!
娘いわく「まだスイミングは続けている気がする」とのことです。
そりゃそうです、この記事を書いているころは、まだ数日しかたっていないので…!
そのほかスイミングを習ってよかったなと思うこと
個人的に娘がスイミングを習ってよかったな、と思えるのは、娘の心の成長にすごく役に立ってくれたな、というところでした。
テストで合否が出るとか、やったことないことに挑戦をすること。
コツコツと時間をかけてできるようになること。
できないことに挑戦してできるようになること。
他人とくらべるのではなく、自分との戦いをすること。
スイミングに限らず、他の習い事でも同じことが言えると思いますが、娘の場合は、スイミングでよかったな、と思っています。
学校という限られた場所ではなく、他の学校や他の学年のことも区別なく関われるのも、社会性を広げる意味でいいですね。
ではでは、スイミングだからこそ、習ってよかったな、と思えることも簡単にまとめてみます。
小学校では水泳の授業が少なくなり、泳げるようにはならないらしい
最近の学校では水泳の授業がめっきり少なくなり、体育で水泳をやっても泳げるようにはならないようです。
スイミングで娘の見学をしている時、近くにいた親御さんが話していました。
私の住む市内の小学生は、およそ半分ほどスイミングに通っているそうで、小学校にいっても泳げるようにならないからなのだそうです。
耳をダンボにして聞いてしまいました。
確かにスイミングで泳げるようになっていた娘は、小学校の授業で既に泳げるものですから、自信をもって授業に臨めたようで、ご機嫌でいましたね。
週1回でも運動できるのはありがたかった
親が共働きだと、休日疲れ果てて、パワーあふれる子どもと遊ぶことが難しいです。
子どもが身体を使って遊ぶ機会も場所も、自分が子どものころと比べればずいぶん減ってしまいました。
そもそも娘も運動が好きなタイプではないので、習い事で週1回でも運動できる機会になって、よかったなと思っています。
卒業してしまった今、これからどうしましょ…?
私やパパといっしょに、お散歩したり、出かけたり、いっしょに自転車に乗ってサイクリングしたり…できたらいいなぁ…。
女の子は生理や水着になるのが恥ずかしくなるから小さい頃からやっておいた方がいいかも
これは、最近ふと思ったのですが、女の子はいずれ生理が来たり、水着になるのが恥ずかしいって年頃になるときが来ると思うんですよね。
小学校4年生で、もうそろそろ生理が来るかも、と考えるようになりました。
生理が来ると、水泳をするのってちょっと大変ですよね。
お子さんに、泳げるようになってほしい、というのであれば、早めにスイミングを習っておいた方がいいよね…?と個人的に考えてしまいました。
習い事をスイミングにすることで大変だったこと
スイミングを習い事にすることで、デメリットを簡単にまとめてみます。
送迎と拘束時間
習い事全般にいえますが、送迎。
やっぱり送迎は大変です、スイミングで頑張っている間に、こそこそッと一人カフェをしたり、買い物に行ったりもできたので、一人の時間の確保には良かったかも…。
でも、娘の頑張っている姿も見たいので、やっぱり拘束時間になっちゃうかな?
水着代が成長に合わせてかかる
スイミングスクール所定の水着がなかなかにいい値段でしたね。
そして、子どもは成長するもので、水着の買い替えも必要です。
服と違って水着の買い替え時期マジでわかりません!
わが家の場合は、お尻が裂けて買い替えになりました。
「え、娘ちゃんお尻裂けてるー!」で発覚。
裂けてても気づかないもんなんですね…。
ちょっと恥ずかしくてかわいそうな子としたな…。
なんか感染症をもらうリスクあり、シラミとか
人が集まるので、どうしても感染症ってもらいやすいと思います。
特にスイミングでは、シラミ!
娘は幸いもらってきませんでしたが、私がスイミング習ってた時はもらいましたね…。
なんか粉みたいな薬つかってキャップかぶって、しばらく過ごす…みたいな記憶、あります。
とにかく面倒だった!
うちの娘はビート板か何かで皮膚炎みたいになりましたね。
感染症をもらうのとはちょっと違いますが、子どもって体調を崩しやすいので、これはプールに入っていいのか…?なんて判断に迷うこともしばしばでしたね。
最後に・・・総じてスイミングを習い事にしてよかった!
まぁ、色々とありましたが、5年半、長いのか短いのかさっぱりわかりませんが、スイミングを習い事にして通い続けられて良かったです。
娘を心身ともに、鍛えてもらったように思います!
頑張った自分、頑張れる自分を知って、娘は自信を持てるようになったんじゃないかな…。
最後の個人メドレーのテストは、タイムが伸びず不合格だったんです。
だけど立たないで最後まで泳ぎ切った自分、は褒めていいと思うんです。
そして、期限が決まっていて、それに合わせてがんばらないと、合格できないっていう経験ができたのもよかったんじゃないかな。
こういうのって、後々の人生に関わってきますよね、直近だと受験とか!?
習い事って、将来なにか仕事をするために役立つとか、上手くいったら選手になれるとか、演奏家になれるとかそういう気持ちで習わせているご家庭もあるかと思います。
どれを習わせたらいいのか?ってすごく難しいのは、未来がどうなるかわからないからですよね。
でもスイミングを娘が習うことで、習い事って心身の成長にすごくいいんだな…って思うようになりました。
スイミングに限らず、お子さんが興味がある、親御さんが送迎できる、とか、いろんな条件が合うもので習い事をしたらいいのかもしれませんね。
…って完全に私のための振り返りの記事になって、読みにくいったらありゃしないくらい文字しかありません…。やば。
どなたかの、何かのお役に立てたらうれしいな、と思いまーす。
ここまで読んでくださってありがとうございました!