看護師が勉強するのに、看護や医療系の本って高く感じませんか?
それだけ専門的な知識が詰め込まれているので、仕方ないと言えば仕方がない…。
学ぶべきことは幅広いので、本1冊では足りない…。
ですが、1冊数千円もする本を何冊も購入するとなると相当な金額になりますよね。
本屋さんに行くとあれもこれもほしくなるけど…買えない!
学生さんや働き始めたばかりの看護師さんは、なかなか自由にできるお金がありません( ;∀;)
学生さんや若い看護師さんこそ、たくさん勉強したいにもかかわらず、です。
さらに数年働いて少しお金に余裕ができて看護師のみなさん。
勉強しないと…!なんて気持ちのままにあれもこれも本を買って後悔したことありませんか?
難しすぎて読むのをやめた、思っていたのと違った、そもそも買うのに満足してしまった…。
なんて失敗あるあるだと思います!
看護師はいくつになっても勉強を必要と感じるもの。
今回は、看護師が勉強をするお金を節約方法と看護・医療系の本を無駄買いせず、お得に購入する方法をまとめてみました。
お金を有効的に使って勉強もバッチリできるお手伝いができたら、嬉しいです!
看護師の勉強代を節約する方法まとめ
図書館や病棟にある参考書や雑誌を利用する
看護学校や大きな病院に実習もしくは就職したのなら、看護や医療の参考書が置いてある図書館があると思います。
医療系の本は、一般の図書館や本屋さんにはほしいものがそろっていません。
看護学校や大病院にある図書館なら、幅広く参考書をとりそろえていることと思います。
個人的には、図書館には古い本が収められがちと思っています。
もちろん新しい情報を得るべきなので、雑誌の勉強したい記事を抜粋するのがおすすめです。
看護系の雑誌はわかりやすくまとめられているし、情報はもちろん最新のはず。
学びたいジャンルに特化した雑誌からなら、勉強したい内容も得やすいです。
図書館ならコピー機もあるはずなので、欲しいページだけコピーして持ち帰れば荷物にもなりません。
コピー代がかさむと少々痛いかもですが…
図書館を活用するデメリットは、実習や仕事終わりによるのが面倒なところ。
疲れているのに寄り道は辛いですよね…。
あとあまり多くの本がそろっていない図書館だとちょっと残念。
さらに学生さんの場合は、本の取り合いになってしまうのも考えられます。
ただ、図書館には看護師として働きだしてから、何かとお世話になります。
看護研究で文献を探すときやちょっと難しい研修で資料を探すとき。
先々を見据えて、どこにどんな本が入っているのかとか、本の検索の仕方、図書の借り方など知っておくといいですよ。
図書館に来てついでにちょっとだけ勉強できたら最高!
…ですが、無理はなさらないでくださいね!!
ちなみに、病棟にもし本が置いてある場合は、その病棟の領域の本が置いてあるはず。
図書館で探す手間が省けるので、学生さんも指導担当者に確認して借りられるといいですね。
聞きやすい指導者さんだといいです…!
病院の基準・手順書などのマニュアルを利用する
大きな病院には、病院独自の基準・手順のまとめられたマニュアルを作っているところがあります。
もしマニュアルがあるならば、ぜひ活用しましょう。
看護技術や処置・検査の介助など、だいたいの流れは決まっています。
ただ、各病院のやり方や物品があったりして、教科書には載っていない手順が記載されている可能性があります。
マニュアルはそのまま自分が実践する内容がまとめてあるので、働くときにスムーズになりますよ。
筆者も久々の処置介助などは引っ張り出して確認していましたよ。
マニュアルは紙媒体かパソコンにデータとしてまとめられている場合が多いです。
とくに新人看護師さんは、マニュアルがあるのならこれから働くのに役立つので活用してください。
マニュアルにも不十分なところはありますので、指導されたこと、気づいたことはどんどん書き込んで自分だけのマニュアルを作っていきましょうね。
学生さんだと入手するのが難しいかもしれません。
看護技術や簡単な処置の介助なら、手持ちの教科書を活用すれば十分です。
インターネットやアプリを利用して勉強する
最近はSNSやYouTubeなどのインターネットで、看護師や医師など多くの医療従事者の方々が発信しています。
とても有益なものが多く、いい時代になったなと思います。
インターネットのいい所はとにかく手軽にすぐに確認できるところ。
動画なんて、参考書で字を読むよりも、動きそのものが見られるのでより実際の状況、手技が確認できますね。
スマホを利用すれば、電車などの通勤時などいつでもどこで見られます。
ただ、インターネットを開いてしまうと、他の情報が飛び込んでくるので本来の目的からそれるリスクもあります。
インスタグラムだとあれやこれやと目移りするし、YouTubeはそもそもの時間が長くてほしい情報だけを得るのが難しい。
もっとひどいと、勉強とは関係ないものを見てしまうかも…。
そうなったら本末転倒です(;´Д`)
移動中だけに限ったり、タイマーをかけるなどして時間を区切って利用しましょう。
筆者もこのブログで、がんばって皆さんのお役に立てるような記事を増やしますね!
購入する参考書の選び方&お得に購入する方法
新人看護師さんなら配属された科の本は1冊でいいので購入しよう!
新人看護師さんに向けてですが、配属された科の本を1冊でいいので購入しておきましょう。
何冊も購入するのは出費がかさむので難しいです。
が、せめて配属された病棟の疾患に関する本は購入しましょう。
看護技術は教科書があるし、マニュアルも各病院にあるはず
その日疑問に思ったことは、その日のうちに解決しておきたいもの。
先延ばしにすると、新たに疑問に思ったり不安なところが出てきてしまうもの。
仕事で疲れたあとに図書館や本屋さんに寄るのは大変です。
かといって、インターネットばかりでは形に残りません。
あとで同じような疑問がわいたときに、本が手元にあると振り返りやすいですよ。
本に書いていない、覚えたこと、教えてもらったことをどんどん書き込むといいですよ!
個人的には「かんテキ」シリーズがおすすめです。
脳外科、整形外科なども出ていて、どの本も図はわかりやすいし、まとめ方もすっきりしていて理解しやすいですね。
「病気がみえる」シリーズは教科書感が強くて、少々取っつきにくい感じかな…?
筆者が学生のころは「病気がみえる」シリーズを集めたい!と思っていたものですが…。(余談)
もちろん今でもおすすめの本ですし、現在「かんテキ」シリーズにない領域は「病気がみえる」シリーズが活躍しますね!
やっぱり新人さんには「かんテキ」シリーズのがおすすめ!
臨床での視点や医師に報告するポイント、現場での会話など、明日から使える知識がつまっています。
新人看護師さんはどうしても経験浅いので、このままにしておいたら…とか、この状態は報告するべきか?とか感覚がわからないはず。
「あ、この状況勉強したやつだ!」なんて、実践と結びついたときに体にぐっと吸収されて、成長していきますよ!
「かんテキ」は新人看護師さんにはぴったりな本です!
学生さんはこの本が1冊あれば十分
本屋さんで学生さん向けの本はないかな…と読み漁っていたところ、この本は…!というのに出会いました。
どの領域もまんべんなく載っていて、実習に行く時の心構えや、指導者への声のかけ方など、実習の心構えも載っているんです。
オールカラーで、イラストも見やすいし、学生さんの理解を深めるにはもってこい!の本です。
値段も看護系の本にしてはリーズナブル…!
実習迷子だった筆者の時代に存在していてほしかった…!!
それくらい良本です!
まんべんない分、物足りなさも感じるかもしれません。
この本にプラスして、図書館の本や病棟の本を借りてより深められたらいですよね!
もしお金に余裕があるなら、「レビューブック」みたいな看護師国家試験対策のあるの参考書はおすすめです。
看護師国家試験用にまとめられているのがとにかくいい!
「症状→検査→診断→治療→看護」の流れになっているので、実習で看護を展開するのにも合っています。
頭に入りやすく、実践にも結び付けやすい!
教科書の解剖生理学や薬理学などといっしょに勉強して書き込んでいくのがおすすめの勉強方法です。
看護師国家試験を見据えて、実習と同時進行できて効率よく学べます。
看護大学生なら、実習が本格的に始まる3年生の春頃に購入してもよいですね!
参考記事:看護師国家試験に絶対に合格したい!おすすめの勉強方法&参考書をご紹介
無駄買いを防ぐためにインターネットでおススメの参考書を探す
看護師が勉強する範囲は、とてつもなく広い上に、ひとつのジャンルに対しての参考書の数もハンパなく多い!
「あれもこれも勉強しなきゃ!」となっていろんな参考書がほしくなるし、どの本がいいのかもわからなくなってしまいます。
そんなときは、インターネットでおススメの参考書を紹介している記事を参考にして選びましょう。
とくに専門領域で働いている看護師が、「普段の業務に役立った」、「こういうところが載っていておすすめ!」と紹介している参考書はかなりアタリでしょう。
新しい領域を学ぶときは何から学び始めていいのかわからないもの。
実践と結び付けられる参考書を選びたいものですよね!
専門領域をもたない筆者は、学び始めるときに役立つ参考書をご紹介していきたいと思っています!!
わりとマニアックな泌尿器科看護についてまとめています。
泌尿器科看護をこれから学んでいく看護師さんに一読していただきたいです!
参考記事:泌尿器科看護のポイント簡単まとめ&おすすめ勉強本はコレ!【新人さんや配属してすぐの看護師さんへ】
ポイントを利用して参考書の購入の足しにする
看護学生さんや、看護師として働きだしたころはとにかく時間がないし、お金もない。
時間がない中で勉強しようと思うと、手元に勉強用の本は置いておきたくなるもの。
勉強ばっかりじゃなくて、自分の好きなことにもお金を使ってほしい…!
1冊数千円の医療系の参考書を購入するには、なんとかしてお得に購入できないだろうか…。
父親がパチンコで散在しまくる家庭で育った筆者は、学生時代からポイントサイトを利用してコツコツお小遣い稼ぎをしていました。
学生さんだとアンケートや簡単なゲーム、アプリのダウンロードなどでしかポイントはたまりません。
が、ちりも積もれば山となる、です。
新人看護師さんならば、社会人になってクレジットカードを持ちたいのであれば、ぜひともポイントサイトを利用しましょう。
ポイントサイトを経由してクレジットカードを発行すれば、数千円から1万円近くポイントが手に入るものがあります。
クレジットカードを手に入れても、買い物をするのは計画的にしましょうね
医療系の参考書を購入するときも、ポイントサイトを経由して購入すると、数%ポイントとして還元されます。
「楽天ブックス」や「セブンネットショッピング」を利用すると、それぞれのサイトのポイントも入ります。
数百円になることもあるので、うまく使って看護・医療系の本の購入資金になるといいな、と思います。
ポイントがほしいからといって、ポイントを集めるのに夢中になったり、ゲームにのめり込んだり、お金を使いすぎたりするのだけは気を付けてほしいです…。
使われるのではなく、使いこなしてくださいね!!
いろんなポイントサイトがあって迷うと思います。
筆者も稼げやしないけどコツコツポイント貯めるのが趣味で記事をまとめています。
さいごに
看護師は学ぶ範囲も広く、つねに進歩する医療現場にいると、看護師でいる以上常に学び続けたい!という想いにかられます。
経験を重ねながら勉強をして知識を得て結び付けるのを繰り返すのが確実な方法です。
新人看護師さんや学生さんたちは、あまりにも学ぶことが多すぎて、どこから手をつけたらいいのか、とても迷うと思います。
手あたり次第に勉強することで、時間もお金を費やしていると、疲労感や学ぶことの多さに不安になったり辛く焦ったりしてしまうでしょう。
勉強の仕方は他の記事でまとめることとして、うまくお金を使うのも社会人になっていく上で大切なこと。
自分に合ったものを見つけること、お金を使わなくても学べる方法を見つけること、挑戦していってほしいです。
何よりも、みなさんのお身体を大事にしながら、看護師としての成長を願っています
これからも、看護師として働くみなさんの少しでもお力になれるように記事をまとめていきます!
何か「こういう記事を書いてほしい!」などありましたら、リクエストいただけたら嬉しいです。
私ができる限りの力をふりしぼって記事にします!
ここまで読んでくださってありがとうございました!