※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

地域包括支援センターで働く看護職としてのつぶやき(介護とか退院調整とかも)

地域包括支援センターの認知度低くね…?看護師を長年やっていても知らないの私だけじゃなかった話

「地域包括支援センター」って知っていますか?

令和3年4月から15年間も病棟で働いていた私が、保健師の資格を持っているというだけで今まで働いていた病院内にある地域包括支援センターに配属になりました。

配属時には看護師の経験年数16年目になる私ですが、正直申しまして…

ふわっとしか知りませんでしたー!!

恥を忍んで申し上げますが、なんと15年も働いている病院の中にあったのにも関わらず…です!

(地域包括支援センターは病院内にあったり、公的施設内にあったりすることが多いようです)

退院カンファレンスをしていて、ときどき退院調整看護師さんが「地域包括に言っておくね~」と口にしていたのですが、

そういうところがあるんだなぁ…

くらいにしか思わず、院内にはなくて保健センターかなにかの外部機関だと思っていました。

なので、「地域包括支援センターに行かない?」と看護部長に声をかけられたとき、まったくどんなところで、どんな仕事をするのかもわからず…。

なんなら

私の働く場所は病院の中でしょうか…?

とまで聞いちまったんですよ、院内にあるのに!!

しかしですよ、配属になる前に地域包括支援センターでどんな仕事なのか看護部に聞きにいったのですが

教える人も全然わかってないんじゃ…?

なんて不安になるふわっとした話…

3日間ほど、地域の老人クラブへの介護予防教室の見学につれていってもらいました。

いっしょに脳トレして介護予防のお話して、運動して…

病棟でのバタバタの毎日を過ごしていた私には、めちゃくちゃゆっくりなスピード感すぎて、異世界のように見えてならなくて…。

私やっていけるか…?

と超不安になりました(T_T)

実際に配属になってからは、想像を超え、教えてもらったことも超え、やること無限大のバッタバタな部署で初日に辞めたくなりました

廊下でたまたま会った知り合いのソーシャルワーカーさんに

「あそこ(地域包括支援センター)はいい意味でくっちゃくちゃだからね、おもしろいよ」

笑顔で言われ、余計不安になったのもよく覚えています。

この記事を書いている時点で6か月目になりました。

地域包括支援センターってものすごく多岐にわたる仕事をしているんですよ!!

高齢者のみなさんの気軽に相談できる窓口なんです!

それなのに、認知度低いよな…なんて思うようになりました。

体験談をあげてみます、まずは院内編

  1. 異動になったとき、どこに行くのか同僚に聞かれまくった
    (そしてうまく説明できない自分がいた)
  2. 病棟に電話連絡して内線番号を伝えると、院内に部署があることに驚かれる
    (ある意味仲間)
  3. 利用者さんの家に訪問看護でもないのに行くのに驚かれる
    (確かに病院で働いていて車に乗るなんて思わなかった)
  4. 制服が変わって院内の人と思われない時がある
    (病院に入る時検温する人としない人がいる)
  5. 昨年度まで病棟で働いていたのに「看護師に聞く」って廊下で会った患者さんに言われた( ;∀;)
    (これは少々毛色が違いますかね…汗、でも結構傷つきました涙)

病院で15年も働いていたおかげで、顔を覚えてもらえている職員の方々もたくさんいます。

先生も、ナース仲間も、看護助手さんもコメディカルの皆さんも…。

長く働くのは悪くないことだよなって思いましたね。

余談でしたが次は認知度低い体験談院外編

  1. とりあえずここにかけとけばいいやって業務外の電話が良くかかってくる
    (地域包括支援センターって名前がたぶんよくない)
  2. 地域連携室とよく勘違いされる
  3. 名前を聞いたことがあっても何をしているか説明できない
    (人のこと言えなかった)
  4. 「草取りをお願いできますか…?」みたいななんかの業者と勘違いされる
  5. 若い世代はまず知らない、家族に担当してもらっている人がいればまれに知っている人もいる

だいたい65歳以上の高齢者の対応をするのですが、必要がなければ関わることがないので、高齢者の方でも知らない人は知らないようです。

さらに若い世代になれば、知る機会がさらに減ります。

いろんな詐欺とか迷惑電話とかかかってくることが増えていますから、怪しいところと思われることもあるかもしれませんよね…。

医療機関の中にあって、職員からも知られていない部署ですから、一般の方で知っている方はさらに少ないのかも!

地域によっては病院と地域包括支援センターの連携が良くとれていれば、認知度が低いなんてことはないのかもしれませんが…。

病院内での認知度も上げていきたいな…なんて野望も抱いております!

連携がとれたらスムーズに退院支援もできるだろうな…、患者さん(利用者さん)の負担も減るだろうな…なんて考えています。

まず仕事を覚えることが先決なんですけどね!

さいごに

よくよく考えたら、大腸癌で亡くなった父も「地域包括支援センター」でお世話になった時期があったんですよね…。

それなのに本当にわかっていなかった、本当に恥ずかしい…。

きっとあんまり知らないな…なんて看護師のみなさんも多いんじゃないかな?と思っています。

地域包括支援センターで経験して学んでいることを、記事にして振り返りにして学びにつなげていく予定です。

あんまり地域包括支援センターのことしらない!って看護師さんのお役に立てたらいいなと思います。

どうぞ楽しみにしていてくださいね!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

りっちゃん

Another Neighbors=「もうひとつの隣人」 物理的な隣人はいくらでもいるけれど、誰なのかどんな人なのかわからない時代です。 私は、遠く離れていても側にいるような温かい「隣人」になりたい。 として温かい心のやり取りをしたい。 看護師として、地域での経験を通して、「人と人との温かいつながり」を作っていきたい。 でも私自身の大好きなものもいっぱい語って、私の人となりを知ってほしいなあと思います。
プロフィール

-地域包括支援センターで働く看護職としてのつぶやき(介護とか退院調整とかも)

© 2024 Another Neighbors Powered by AFFINGER5