泌尿器科って特殊なイメージがありませんか?
内科や外科のようになんとなくイメージが付きやすいと比べるとマイナーな科に思えます。
新人さんや異動で配属された看護師さんは、「どんな看護をするのだろう?」、「何を勉強したらいいのだろう?」と不安を抱えているのではないでしょうか?
泌尿器科で看護をするときに、看護や観察するポイント、よくあるな治療などを簡単におさえておくと安心感につながります。
筆者は
泌尿器科患者の看護もしてきました
混合病棟でたくさんの科をみていると、すべての科を細かく把握できないんです。
患者さんの命がかかっていますので、最低限のことができるよう科によってポイントをおさえるように働いてきました。
今回は、泌尿器科で看護をしていくために、ここだけは押さえておいた方がいいポイントをまとめていきます。
泌尿器科に配属になった新人さんや、異動したばかりの看護師さんたちのお役に立てれば幸いです。
泌尿器科で働いて経験を積む中で、知識や技術を深めていってください!
泌尿器科の看護の簡単なポイントまとめ
泌尿器科は、「排泄に関係する臓器+腎臓(副腎)+男性生殖器」と覚えていました。
ちょうどこちらのイラストのような感じです。
男性生殖器(前立腺、精巣、陰茎…)の疾患患者さんも入るので、必然的に男性の割合が多くなります。
女性生殖器の場合は婦人科になりますね。
泌尿器科の疾患としては…
などがあげられます。
泌尿器科看護のポイントを症状や疾患別にまとめていこう
泌尿器科といったら!「血尿」と「排尿障害」
泌尿器科患者の「血尿」に対する観察&看護のポイント
泌尿器科っていったら血尿!
…というくらい血尿の観察は泌尿器科の看護にはつきものです。
原因として…
などいろいろです。
原因を突き止めるためのレントゲンやCT、「膀胱鏡検査(内視鏡検査)」などして出血原因を調べます。
出血部位がわかったら次は止血です。
「止血剤の投与(点滴or内服)」で様子を見るのか、「膀胱洗浄」で洗って様子を見るのか、「手術」で止血を試みるのか、Drの判断で決定します。
膀胱鏡で観察してそのまま出血部位を焼くこともあります。
出血する部位、程度によって治療方法は異なりますね。
採血結果で貧血が強ければ輸血の可能性も…。
泌尿器科は輸血の多い科の印象があります!
泌尿器科の手術後は血尿の観察は必須!
泌尿器科の手術後は、血尿の観察はほぼ必須です。
泌尿器科の術後出血と言えば傷だけではなく、血尿も術後出血なので特に注意します。
ほとんどの手術でバルンカテーテルが挿入されて帰ってくるので、手術のお迎えのときはバルン管内の血尿があるか、真っ先に確認していました。
泌尿器科手術は血尿ひどくなっていないか、いつもドキドキしていました
病室に帰ってから血尿が改善しているか、悪化していないか観察が必要です。
手術直後は止血剤を投与したり、点滴で水分を入れて尿量を確保して血尿を薄める流れになっていることが多いです。
血尿が続く、ひどくなる場合は医師に報告しなければなりません。
血の塊で排尿ができず…「膀胱タンポナーデ」
どんな手術でも尿量の確認をしますが、泌尿器科では尿量が少なくなると血尿が濃くなりバルンが詰まる恐れが高まります。
術後出血はもちろん怖いのですが、「ひどい血尿で、どろどろのコアグラ状になってバルンが詰まるのが嫌」と泌尿器科Drが言っていました。
術後だけではなく、泌尿器科ではがん患者さんなどで赤を通りこしてどす黒い血尿にお目見えするのも多々あります。
「バルンが詰まる」=「尿が流れなくて膀胱にたまる」=「膀胱タンポナーデ」の状態です!
おしっこはどんどん作られるので、膀胱の中がどんどん膨らんで患者さんは苦しいし尿意は強くなるしでとっても苦痛です。
術後の尿意は術後せん妄を引き起こす要因にもなります…(;'∀')
とにかく血の塊をとらなければなりません。
(注:手術で出たり、癌で崩れた組織片が詰まることもあります)
「膀胱洗浄」と「持続膀胱洗浄」
膀胱タンポナーデとなった場合、膀胱洗浄で血の塊や組織片を取り除きます。
膀胱洗浄は医師がやりますので、看護師は介助をします。
ひどい時は何リットルも生食を使うのでたくさん準備していました
膀胱洗浄をしても良くならない場合、「持続膀胱洗浄」に移ったり手術が必要になる場合もあります。
「持続膀胱洗浄」は、バルンのカテーテルを使って、常に膀胱内に生食を流すことで尿路の閉塞を防ぎます。
このバルンの画像にある「固定水」のチューブの隣に、もう1本管が追加された「3wayカテーテル」を利用します。
点滴のように生食をぶら下げて医師の指示に従って滴下調整します、200~400ml/hで合わせるので難しいです。
膀胱内に直接生食を流して尿とともにバルンパック内に回収されます。
滴下速度を合わせたり尿量がどれくらい出ているか計算が大変…
癌の浸潤で出血がなかなか止まらなかったり、出血が多くなると予測される手術のとき、予防的に「持続膀胱洗浄」をします。
前立腺の手術のときは一晩「持続膀胱洗浄」をすることが多かったかな…。
通常の点滴と「膀胱洗浄用」の生食が患者さんの周りにぶらさがるので、間違えないように注意してくださいね!
「血尿スケール」を使って血尿の程度を観察しましょう!
血尿の観察では、「尿が赤い」だけではなく、どの程度の血尿の濃さなのか観察しましょう。
悪化する場合はどれくらいの血尿なのか具体的に医師に報告します。
泌尿器科配属になったら血尿スケールを持ち歩いておきましょう。
泌尿器科に配属されたらもらえるのかは病院によると思います。
私はカラーコピーしたのをパウチしたものをもらって常に胸ポケットに入れていました
血尿スケールをインターネットで検索するといろいろ出てくるのでそちらでもいいかも…(ごにょごにょ)
患者さんの部屋にいきバルンを見たら真っ赤!なんてこともありますので、すぐに出せるように持ち歩きましょう。
血尿スケールをバルンの管に当てがったり、検尿カップに近づけて、どのスケールに近いかを確認してくださいね。
血尿が出たときの対応
血尿を発見すると、ドキッ!としてしまいますが、とりあえずの対応は
⇒動いて一時的に出たり、バルン挿入があれば引っ張れてしまった刺激かもしれない
安静にして体内に水分を入れる、がその場ですぐにできる対応です。
点滴をしていれば点滴を一時的に滴下を早めたり…(水分制限がない、高齢ではないなど注意!)
あらかじめ血尿が出現したときの指示(止血剤の投与など)が出ていれば実施します。
いずれにしろ、先輩ナースに相談しましょう。
「血尿スケールを」使って血尿の濃さを把握しておきましょう。
泌尿器科患者の「排尿障害」に対する観察&看護のポイント
尿失禁、尿の切れが悪い、うまく出ない、まったく出なくなってしまった…。
排尿するのに何らかの支障がある「排尿障害」は、泌尿器科によくある症状です。
たとえば
が代表的です。
排尿障害は原因を検査で探して治療でとりのぞく
排尿障害の原因を検査で見つけて、それぞれの状況に合わせて治療が選択されます。
⇒手術で取り除くか、ステントで広げるか
⇒体外から衝撃波で割るか、手術で取り除くか
⇒内服か手術か
⇒内服か手術か
病気の状況や程度、本人の意思などにより治療方法が選択されます。
排尿障害において尿が出ない状態の場合、長く膀胱に尿があることで膀胱炎になり、ひどいと腎盂腎炎、敗血症になることもあり命に関わります。
ミルクティーみたいな激やばおしっことか見たことあるよ…( ;∀;)
尿管が詰まって尿の出が悪い場合、水腎症(尿が腎臓に貯まり腎臓が腫れる)になって感染症を引き起こしたり、両側の腎臓だと腎不全を起こすこともあります。
原因を取り除くことも大切ですが、尿を出すのも大切!
癌で手術ができない、前立腺肥大や加齢で自力で排尿できない場合など、自然排尿以外の手段に変更しなければなりません。
「導尿」あるいは「バルンカテーテルの挿入」、もしくは「腎瘻」の造設があげられます。
排尿手段を変更する場合、患者さん、ご家族に手技や管理の方法を指導する必要性が出てきます。
ちなみに、「腎瘻」はエコーで見ながら医師がカテーテルを腎臓に刺して尿を流出させます。
(バルンかな?と思ったら腰から管が出ていて「あ、腎瘻か」なんて思うことも…。バルンと袋2つぶら下げてて混乱することも(;'∀'))
癌で尿管が塞がれた場合に造設したり、腎結石で一時的に増設するパターンもあります。
排尿障害の原因や治療、尿を出す方法を知っておくと組み合わせていって覚えやすいですよ!
泌尿器科の代表疾患?!「前立腺の疾患」
泌尿器科の患者対応をしていると、「前立腺の疾患」は1つの確立されたジャンルのように思います。
個人的には前立腺の疾患すごく多い印象です
前立腺の疾患は大きく「前立腺肥大症」と「前立腺がん」にわけられます。
「前立腺肥大症」は、排尿困難で泌尿器科を受診、外来で内服で様子を見ていたもののよくならず、手術を選択した方と病棟ではお会いしました。
「前立腺がん」は、健診の採血結果でPSA(前立腺に特異的なたんぱく質:腫瘍マーカー)が高くて前立腺生検で1泊入院、外来でがんと診断され手術で再入院する患者さんが多かったです。
先輩看護師は、「春になってぼちぼち検診を受け、夏ころ前立腺生検を受け、その後手術で入院する、季節性がある病気よね…」なんて呟いていましたね。
前立腺がんは男性ホルモンで大きくなるので、ホルモンを抑制する内服や注射を受けている方をよく見かけます。
前立腺摘出する手術では出血しやすくて、持続膀胱洗浄がついてくるイメージ。
術式にもよりますが、詳細までは覚えきれていません…( ;∀;)
みなさんには泌尿器科の看護を深めていってほしいです!
泌尿器科の疾患あるある「尿路結石」
泌尿器科の疾患でよく見かけるのが「尿路結石」の患者さん。
腎臓でできた結石のある場所により、「腎結石」「尿管結石」「膀胱結石」「尿道結石」と名前が変わります。
結石のある場所や大きさによって治療方法が異なります。
私も左の腎臓に小さいのを持っているらしい…(by健診)
尿路結石の治療は
…など
最初はESWLが行われることがほとんどで外来でやっている病院も多いでしょう。
頑固な結石だと全然割れずに手術へ…という方に病棟では会うことになります。
TULは経尿道的に行い、PNLは腎結石の場合に行われます。
TULだけのこともあれば、PNLとTULを組み合わせて行うこともあります。
尿管ステントを入れて手術室からかえってくることもあるので、翌朝のバルン抜去をナースでやっていいのか確認してました。
PNLは割った結石が尿管に落ちて尿管をふさぐ可能性があるので、ステントを入れたり、手術と同時に腎瘻を造設します。
しばらくして造影検査をして尿路に問題がなければ腎瘻は抜去されます。
尿路結石を予防する生活について退院指導してました!
泌尿器科のがん
臓器のある所には「がん」ができるといいますが、泌尿器科も臓器や尿管などあらゆるところに「がん」は発症します。
検査をして診断がついたあと、発症した部位やステージによって治療が変わるのは、どの科の癌もだいたい同じです。
治療は手術、化学療法、放射線治療と前立腺がんはホルモン療法もあります。
それぞれ単独の治療の場合もあれば、組み合わせることもあります。
化学療法は泌尿器科疾患のレジメンを調べて、よくある副作用を知っておくと観察がしやすく患者さんにも説明でき不安の軽減につながります。
放射線治療は腹部に放射線を当てるので、下痢に一時的になったり「放射線性膀胱炎」といって血尿が出やすくなることもあります。
治療と合併症とメリットデメリットは常々ありますね…。
泌尿器科手術のいろいろ
泌尿器科って手術の多い外科系の科です。
略語も多くて、なんの手術をしているんだ?ってよく迷うことがありました。
簡単な覚え方として
ほかにも手術はたくさんあるので、少しずつ調べていってくださいね。
わからないときはきちんと調べたり、聞いたりしてください!
前述しているものと被りますが、手術する疾患は…
男性患者の多い泌尿器科です。
女性が来ると、癌か石か尿漏れの手術かしら?と思ったものです。
あとは腰椎麻酔か全身麻酔かでお迎えの準備や術後の流れが変わったりします。
だいたいパスで動いたり、病院ごとのルールがあると思うので確認しておきましょう。
大まかな流れを覚えておくと次にい生かせます!
術後の血尿に関しては、前述した「血尿」の項目をご覧ください。
膀胱がんで膀胱除去して代替膀胱やウロストミーを造設する手術もあります、大きな手術で説明する自信がないので割愛しますね( ;∀;)
膀胱炎、腎盂腎炎など何らかの感染症などの炎症性疾患への治療
感染症や炎症性疾患も多く入院してこられます。
腎盂腎炎になると、炎症反応爆上げ、40度前後の発熱と患者さんも辛そうだしドキドキします。
敗血症手前の状態で入院してショック状態になる患者さんも見かけるので、点滴抗生剤だけの対応だけどなんとなく緊張します。
軽ければ通院で住む方もいる中、入院するくらいなので、相当ひどいか基礎疾患がある方が多いはず。
結石で尿が流れずに感染症となってしまった場合などは、結石の治療も検討されます。
尿ってきれいなものじゃないので、感染症がつねにつきまとっています…
泌尿器科の看護での観察ポイントまとめ
泌尿器科の患者さんの看護の観察ポイントは超ざっくり言って
「血尿はないか」、「おしっこはちゃんと出てるか」
がポイントと思って看護していました。
もちろん、バイタルサインや全身症状、痛みだったり基本的なことは押さえます!
多くの科を経験した中で、泌尿器科だけに血尿とおしっこで苦労するイメージが強いです。
血尿スケールを使った観察、ひとたび血尿がひどくなれば膀胱洗浄の準備でバタバタとお祭り状態。
バルンも入院中挿入される方ばかりなので、尿量と尿回収と常に尿の観察…泌尿器科ですもんねぇ…(*´σー`)
泌尿器科看護のそのほか注意点と豆知識
ここで思いつく注意点や豆知識?をまとめておきます。
泌尿器科のバルンの挿入、抜去は医師に相談する
泌尿器科のバルン挿入と抜去は、看護師サイドでやってもいいのか確認していました。
とくに術後のバルン抜去は、手術部位の安静のために挿入している場合が多いので、とくに注意が必要です。
クリニカルパスで動いていて術後〇日目に抜去、と指示があって確認せずに抜去できる場合もあると思います。
…が抜去直前になって血尿が出てきたら本当に抜去していいのか迷うところです。
抜いてしまうのは簡単だけど、また入れるのは患者さんに苦痛だし、創部を傷つける可能性もあります。
さっさと抜いて自然排尿確認もしたいんですけどね( ;∀;)
膀胱洗浄して抜去、造影で確認して抜去、など泌尿器科術後はとくに注意が必要です。
また、前立腺肥大でバルンが入りにくい方や癌があって傷つけやすい患者さん、バルン挿入・抜去してもいいのか迷うなら医師に確認しましょう。
患者さん、自分を守るためですよ
膀胱洗浄セットの準備をメモして携帯しておく
血尿が出て医師に報告すると、「膀胱洗浄しよう!」となるパターンが多いです。
泌尿器科のバルンって、3wayカテーテルとか洗浄用のカテーテルとかちょっと特殊です。
バルンカテーテルのセットに全部入ってるからいいや、って思って油断してると痛い目見るかもしれません。
カテーテルはセットじゃないものを使う時、手袋も固定水も消毒もぜーーぶん準備しないといけなくて、マジで慌てます。
医師を待たせるのもプレッシャーですし、処置の介助も緊張、血尿出てるのも緊張のシチュエーション。
慣れて物品を覚えるまでは必要物品メモしておくといいですよ。
あと物品が置いてある場所もいっしょにメモしてもっておくと安心です。
泌尿器科の手術患者、血尿のある患者には水分をすすめまくる
透析とか心臓病とかで水分制限のない患者さんであることを前提にしてですが…。
泌尿器科の手術後って本当に血尿が多いです。
術後おさまったな~と思ったら、離床して動きだしたら血尿が出始めたとか、点滴終了してInが減って尿に赤みが出だしたとか。
繰り返しますが、
「バルン(尿道)が詰まる」=「尿が流れなくて膀胱にたまる」=「膀胱タンポナーデ」です!
ここを説明すると患者さんもそれはいかんと水分をとってくれます。
高齢の方は難しいこともありますが、「水分飲んでおしっこを出す」マジこれ大事!
退院してからも血尿で詰まっておしっこが出ない~と言って再入院の方もいます。
水分制限なかったら、こまめに水分をとるように説明してあげて下さい。
飲まない人にはお茶や水を持っていておススメしていましたよ!
泌尿器科は輸血が多い
血尿がひどくて輸血になる患者さん、多く見かけます。
輸血はあまり新人さんの手技チェックには入職してすぐにはないかもしれませんが、患者さんは待ってくれないので簡単に読むだけでもしておくと安心できると思いますよ。
情報収集していて、朝採血して貧血進んでる、前に輸血した…とかキーワードが並ぶと輸血かも…と思ってどきどきします。
準備物品だけでもわかると少し安心です。
泌尿器科あるある的なもの思いついたら追加していきます!
泌尿器科看護のおすすめ勉強本のご紹介
泌尿器科初心者の看護師にはこの本がおススメ!!
育休明けで泌尿器科のある病棟に配属になったとき、手術の名前も観察するポイントもなにもかもわからなくて、すっごく不安でした。
しかも混合病棟で知らない科が他にもあって、10年目くらいだったけど手術のお迎えとか怖すぎて本当に嫌でしたね…。
何かいい泌尿器科の勉強本がないかと、当時の超頭のいい主任さんに相談して貸してもらった本があります。
この本ね、泌尿器科初心者の私にはとっっっってもわかりやすい本だった!
泌尿器科に多い疾患がだいたい載っていて、治療や手術の方法、絵も写真も多いんです。
手術ってなにしてんだろって思うじゃないですか?
大まかに手術の流れを図で説明してくれて、だから血尿が出るのか~とか、ここでつなぐから造影検査してバルン抜くのか~とか看護のポイントが見えやすいです。
しかも患者指導のポイントも載っていて、本当にわかりやすい!
ものすごく専門的に深掘りするには物足りないかもしれないけど、泌尿器科病棟に配属になってすぐの看護師さんにはちょうどいい内容になっています。
あんまりよかったんで主任さんに借りたあと、自分で購入して学生さんにも貸してあげました。
今は病棟を離れてしまったので、病棟に置いていきました(笑)
それくらいおススメの本です。
もっと泌尿器科看護を深掘りするなら…
先ほどお話した本に書き込む形で肉付けしていってもいいと思います。
でももっと詳しい本がほしいよ、という場合はこちら。
やっぱり「病気がみえる」シリーズは、解剖もしっかりしているし、病態生理もまとめられていて観察ポイントもわかりやすい。
検査や治療も写真や絵がたくさんあるので、さすが「病気がみえる」と豪語するだけある!
でも最初にご紹介した本と合わせたら、看護の視点もばっちり入るので、めちゃくちゃいいセットになります。
深掘りするなら安定の「病気がみえる」シリーズは間違いないと思います。
あとはいろんな経験を積み重ねてこの記事が簡単すぎて笑っちゃうわってくらいになってください!!
泌尿器科病棟に配属になって駆け出したばかりの看護師さんの少しでも助けになってくれたらとっっても嬉しいです!
ここまで読んでくださってありがとうございました!