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新人看護師さん、看護学生さんへ

看護師のジェネラリストって何?キャリアは?ジェネラルナースってやっていけるのか不安な方へ

看護師のキャリアを考えると将来どうしたらいいんだろうって不安になりませんか?

管理者になるのも嫌だし、資格をとるにも忙しすぎたり、そこまで興味の持てるものがなくてとる気にもならない…。

子育てもしていて、仕事以外にがんばれない、生活のために働いているから、今のままで十分。

…なんて考えている方も多いでしょう。

看護師のキャリアとして「ジェネラリスト」「ジェネラル・ナース」と呼ばれる看護師がいます。

反対にある領域の専門的な知識・技術を持った人たちは「スペシャリスト」。

認定看護師や専門看護師がスペシャリストになりますよね。

管理者にならない、スペシャリストの道も進まない、となると、キャリア形成がなってないと言われたり、看護に自信を持てなかったり…。

看護師としては生きていけない?!

はてさて、ジェネラリストと呼ばれる看護師とはいったい何者なのか?

そして、ジェネラリストとして働いていけるのか?

15年間ジェネラリストとして生きてきた看護師としてお話していきます。

看護師のジェネラリスト、ジェネラルナースとは

りさままなーすは、15年間の看護師経験すべてが混合病棟でのものです。

専門的な領域がなく、これといって自信のもてるものがない…

なんて思いもありながら、なんとかやってきました。

参考記事:混合病棟で15年間働き続けてきた看護師です!大変ですがメリットもあります

いわゆるジェネラリストとか、ジェネラルナースと呼ばれている人に該当するのでしょう。

看護協会では…

「経験と継続教育によって習得した暗黙知に基づき、その場に応じた知識・技術・能力が発揮できる者」

引用:継続教育の基準 ver. 2 日本看護学会

と謳われているのですが…。

個人的に看護師のジェネラリストは「とりあえず、なんでもなんとかできるナース」なんて思ったりしています。

怒られそう…(;'∀')笑

そもそも看護協会の定義ってとてもふわっとしているし、スペシャリストである認定看護師や専門看護師って、看護師の総数から言ってまだまだ一握り。

どこから、いつからジェネラリストといえるのかの線引きはあいまい。

はっきり言って、現在働いている看護師たちは「ほぼジェネラリスト」なのです。

なんてちょっとひねくれた解釈で不安を軽減しようというわけではありません…が事実。

キャリアを積むのが大事、成長しなさいとか言われて焦ってしまうのですが、なんかちょっとちがう…。

まるでスペシャリストか管理者にならなければ先はない!見たいな言われ方に感じてしまうのです。

私はそうじゃないって言いたい!!

看護の世界はものすごく広くて深い世界です。

なにか1つの領域を極めても、患者さんの全体を見れなければならないし、業務のことや教育のこともわかっていなければなりません。

狭くて深い知識のある看護師もいれば、狭くて浅い知識のある看護師がいてもいいはず。

スペシャリストもジェネラリストもいなければ、看護の世界はまわっていかないのです。

ジェネラリストの生きる道

そもそも看護師の働く場所は病院だけとは限りません。

病院だけをとっても急性期病院、慢性期病院、クリニックなどなど…。

地域に出ればデイサービス、施設、訪問看護師、地域包括支援センターもあります。

もっと広げれば看護師教員、保育園、企業看護師、編集者、ツアーナース…。

新たに資格を取得してケアマネや社会福祉士、心理学だったり、それはもうたくさんの資格があります。

いわゆる世間一般の看護師の仕事だけではありません。

病院でジェネラリストとして長く務める看護師もいれば、転職して新たな道に進むナースもいます。

急性期病院を出れば、1つの領域だけではなく、広く知識と経験のあるジェネラリストの方が有利な気さえします。

地域包括支援センターに配属になってからは、どんな疾患をもった利用者さんが来るかわからないので、自分が色んな科を経験していてよかったな~なんて思ったものです。

だから管理者にも、スペシャリストにもなれなくても、ジェネラリストとして生きる道はたくさんあるんですよね!

部署異動や転職など、新しい環境にいくのは不安が大きいはず。

ただいろんな科を知ったり、病院以外の職場を知っておくのは、自分の進む道を広げるいい機会になります。

ぜひチャレンジしてみてほしいです!

さいごに

看護師として働いている人はほとんどジェネラリストといえます。

ですから、認定看護師や専門看護師などの資格がない、もしくは私のように混合病棟ばかりの経験で自信の持てるものがない…。

なんて方も、看護師のジェネラリストとして生きる道はいくつでもあります。

まずは自分がどんな働き方をしたいか、どんな場所で働きたいか、どんな領域に興味があるのか。

自分の理想の働き方をしていくために、どんな経験を積んだらいいのか。

考えながら働いていってほしいです。

自分の描く未来像がスペシャリストでも、管理者でも、ジェネラリストでも…

たとえ看護師じゃなかったとしても。

あなたのなりたい自分になっていってほしいです!

それがキャリアになっていきますよ。

ジェネラリストでも全然大丈夫!

自分の進みたい道をすすんでいきましょうね!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

すごく詳しくはないけど、これくらい知っておくといいかも!なんて知識をまとめて、シリーズ化していこうかなと思っています。

看護学生さんや新人さん向けの内容かなと思います。

専門の科に配属になったら、より深くお勉強していただければ…と思います!

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りさ

Another Neighbors=「もうひとつの隣人」 物理的な隣人はいくらでもいるけれど、誰なのかどんな人なのかわからない時代です。 私は、遠く離れていても側にいるような温かい「隣人」になりたい。 として温かい心のやり取りをしたい。 看護師として、地域での経験を通して、「人と人との温かいつながり」を作っていきたい。 でも私自身の大好きなものもいっぱい語って、私の人となりを知ってほしいなあと思います。
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