2022年10月24日に配信開始となった、三浦大知くんの新曲「いつしか」。
映画「ぼくらのよあけ」の主題歌にもなり話題になっていますね。
映画は観ていませんが、宇宙の壮大さと少年少女が何か大きなことにチャレンジしているようなイメージを勝手に描いています。
三浦大知くんの「いつしか」の楽曲が見事にそのイメージにハマり、サビでは映画「ぼくらのよあけ」の題名も入っていて、映画へのリスペクトを感じます。
何よりもこの「いつしか」という楽曲自体が、ものすごく心にしみるというか、考えさせられる曲になっていると思うのです。
前曲「燦燦」も本当に感動する曲、泣ける曲でした。
今回の「いつしか」は、「燦燦」とはちがった感動と、泣ける曲だなあと、しみじみとしています。
「いつしか」を聴いた時はまた泣かせるの?!大知くん!と泣きながら心の中で叫びましたね(笑)
大人になることで失われることと、決して変わらない絆のようなものを歌っているように感じるのです。
今回は「いつしか」をじっくり考察していきたいな…と思います!
序盤の「いつしか」4連発ですでに流涙
楽曲の題名である「いつしか」を歌いだしから4回繰り返します。
もうこの「いつしか」4連発の時点で、「あぁそうだな…」、「どうして大人になるって色んなものを失うんだろう…」なんて、しみじみと涙が出てきました。
「いつしか」
「苦しいほど笑うこともなくなるのだろうか」
箸が転げても笑えるくらい、素直に大笑いしても恥ずかしくなくて、感受性豊かでいろんなものに感動していた子ども時代。
いつからお腹を抱えて涙が出るくらい笑うことが減ってきたように思います。
「胸を張って夢を語ることもなくなるのだろうか」
「大きくなったら何になりたい?」と聞かれて、どんなに無謀な夢でも、実現が難しい夢でも、なんの疑いもなく語ることができていたのに。
いつからか、そんなの無理だよって自分でも誰かにも言われて委縮してしまって、ただ毎日を生きていく自分、切ない…。
「本当の気持ち夜に閉じ込めてしまうんだろうか」
素直に自分をさらけ出せずに、本当はこう思っているのに、言えなくて…。ぐっと我慢して、こらえて夜人知れず泣く夜もあったりして。
「流れ星に気づかず地面ばかりを見て歩くのだろうか」
何もかもが目に飛び込んで、あれはなんだろうと感動して喜んでいたのに。
願い事を叶えてくれる存在すらも見つけられなくて、願い事すらも思いつかなくて、周りが見えなくなって下を向いて歩くことが多くなって…。
大人になることでいろんなものを失くしてきたんだな…と思うのです。
成長するにつれて、いろんなことがわかって、できるようになって、その分いろんな感動や喜び、自分らしさを失ったように感じます。
見失ってしまったのが正しいのかもしれませんが…。
だからといって大人になるのは止められない、このどうしようもない切なさがこの「いつしか」4連発に込められていて、たまらなくて涙が出てくるのです。
「いつしか」失っていくものがあったとしても信じられるものがあれば生きていける
大人になって行く中で、失っていってしまうものがある切なさ、どうしようもないやるせなさ。
でも、成長していく中でも、たくさんの感動や喜びはあるはず。
仲間といっしょに経験したこと、見たこと、やり遂げたこと。
そういったものは、はっきりとは覚えていなくても、心の中に確実に残っています。
変わっていく環境、変わっていく人間関係、卒業をして離れ離れになったり、仕事をし始めたり。
「変わらないものは得難い」歌詞にもあるように、「あの時感動した思い」「大事な仲間といっしょに体験したこと」はずっと変わらなくて、大切な宝なもののような存在になるでしょう。
この宝物は私たちが生きていくのを助けてくれます、勇気づけてくれます。
「約束しよう」と言いながらも守られることはないかもしれない。
それくらい儚くて不確かなものだけれど、ずっと心の中にある確かなもの。
別れても、離れても、間違いなくそれぞれの心の中にある。
「忘れないで、約束しよう」「忘れないから」のフレーズは、自分にも、仲間にも当てはまるメッセージ。
切なくて、でも癒される本当に感動的でステキな音楽になっています(涙)。
やっぱり娘のことも考えさせられる「いつしか」は、涙してしまう
ここまでは完全に自分目線で話をしてきましたが、この考察って、今まさに子ども時代を生きる娘に当てはまるよなって思うのです。
娘を見ていると素直に気持ちを言えて(小学生に上がり少し隠すようになったところもあるものの…)、ニコニコと笑顔でいろんなことを話してくれます。
そんな娘もどんどん成長して、きっと同じように失っていくものたちが出てくるでしょう。
どんな想いなのか、どんな気持ちを抱くのか、母として心配なような、それでも避けては通れない道なので、温かく見守るしかでできませんが…。
娘がいろんな経験をしていく中で、娘のこれからの人生の礎となるような、感動や温かい気持ちになれる経験をたくさんしてくれればと思います。
親目線で聴いても素敵な曲ですよね…。
三浦大知くんの「いつしか」の歌い方がマッチしすぎてたまりません
三浦大知くんの歌がうまいのはもう歴然たる事実です。
歌がうまくてダンスがうまいだけではありません。
歌がうまい、ダンスがうまいはきっと大知くんの中では大前提というか、当たり前というか。
大知くんはとても感受性が高くて、感じたことをその抜群の歌唱力で表現する、それができる天才だと思います。
「いつしか」に込められた想いをしっかり受け取って、理解して、考えて、彼の素晴らしい表現で歌い上げられています。
「いつしか…」と歌い始めのところは、とても優しく、消え入りそうな声で、でもしっかり響かせて。
だんだんと悲しみや苦しみ、そして強い想いを乗せた歌声に変わるサビ前。
2番に入って、信じよう、変わらないものだってある、大切な何かが僕たちにはあるよね、と希望を持たせてくれる歌声。
そして最後前の「そろそろ旅立ちのときが…」のところはいくつもの大知くんの歌声でどれが主旋律なのかわかりません、でもすごく強くて優しくて心がわっと明るくなる世界観。
最後の最後、「忘れないから…」は切なくて、でも心からの祈りの声。
これだけ表情を見せて歌い上げられて、本当にドラマティックで癒される世界観になっています。
約4分の中に人生観や感動、願い、色んな感情が湧きだされますよね
歌い方ももちろん、三浦大知くんの存在自体が、一生懸命でまっすぐ前を向いていて、実直な方ですよね。
きっとこういう素直な気持ちや優しい言葉、大切なことを込めた歌って、歌う人自身の心が美しくないと歌えないと思うんです。
本当に素晴らしい歌い手さんですよね、これぞ「歌手」
かといって、こんなに癒されるキラキラときらめく美しい曲を歌う傍ら、めっちゃ男前で魔王ばりにゴリゴリ踊り歌いまくる音楽もあって。
ちょっと怪しげでセクシーな曲もあったりと、三浦大知くんはなんにでもなれて、表現できて、めちゃくちゃすごいエンターテイナーですよね!
またまた「燦燦」のときのように、「いつしか」と「Le Penseur」みたいな曲を繰り返し聴いてしまいそうです!!
三浦大知くん「いつしか」を創ったのはNao‘ymtさん
「いつしか」の楽曲を創ったのは、Nao‘ymt(ナオイムト)さん。
三浦大知くんに多くの楽曲を提供した音楽家さんで、どの楽曲もめちゃくちゃにステキです。
三浦大知くんといつか宇宙を題材にした音楽を創りたいね、と話し合っていてついに実現した「いつしか」。
映画「ぼくらのよあけ」の主題歌にもなり、しかるべくして生まれた音楽のように思います。
そしてNao‘ymtとさんといえば…!
日本語だけで題名も歌詞も日本語だけで構成された挑戦的なアルバム、「球体」。
Nao‘ymtさんの完全プロデュース!
「球体」は三浦大知くんが演出して歌い踊った完全独演公演もなされていて、ファンの間ではその感動が語り継がれていますよね!
特設サイトも美しくて、儚くて、なにか1つの芸術を見ているようです。
1曲1曲の歌詞に大知くんの公演の様子も公開されていて、ぜひ見てほしい…!
DAICHI MIURA(三浦 大知)「球体」特設サイト (avex.jp)
ものすごい作品を創り続けてくれるプロデューサーさん!
Nao‘ymtさんの作品は、人の本質とか深みとか、心とか、見えないものを表現してくれます。
心にそっと沁み込んだり、考えさせてくれるような、難しいけれど誰にでも共通することでもあるような。
歌詞も音楽も素晴らしく、大知くんがNao‘ymtさんの創ろうとしているものを理解して、素晴らしい歌声とダンスで表現してくれる。
必ずすばらしい表現してくれると信じてNao‘ymtさんが楽曲を提供しているのであろうと思うと、胸がぐっと熱くなりますよね。
今回の「いつしか」も本当にステキな作品過ぎて…。
こんなにステキな楽曲を創ってくれて、三浦大知くんに提供してくれて、心からの感謝しかありません。
Nao‘ymtさんのインスタグラムがハイパーオシャレ!!
映し出される写真がセンスしか…ない…!
そしてそして、アルバム「球体」も必聴&必見です。
特に「球体」なかにある「飛行船」は、たまらなくかっこよくて、ライブでもテレビでも三浦大知くんは何度も何度もパフォーマンスしてくれています!
THE FIRST TAKEでパフォーマンスしてくれた時は、感動で胸が揺さぶられました!!
ものすごい才能のある三浦大知くん、Nao‘ymtさんの合作「球体」の世界観にぜひ触れてほしいです!!
そして「いつしか」をいっぱい味わって、これからお2人が作り上げていく新しい世界がまた創られていくのも、楽しみしかありません。
三浦大知くんの「いつしか」は映画「ぼくらのよあけ」の主題歌
「いつしか」は2022年10月21日に全国公開された「ぼくらのよあけ」の主題歌になっています。
劇場アニメ「ぼくらのよあけ」公式サイト (bokuranoyoake.com)
予告編には少年少女に宇宙、なぞの空飛ぶロボット?が出てきています。
宇宙の壮大さと、子どもたちの冒険と、どんな展開なのだろうと想像しています。
娘ちゃん誘っても行きたくないって言うんです…( ;∀;)
宇宙の背景と三浦大知くんの「いつしか」がいっしょに大きなスクリーンで上映されているのを見たーい!
6歳じゃちょっと早いかな…?
三浦大知くんはばっちり公開初日に見に行ってきたようですね!
爽やかにナチュラルにしれっと宣伝する三浦大知くん大好きです。
純粋に映画「ぼくらのよあけ」を楽しみにいったんだろうな…。
でもちゃんとグッズとかもプロモーション、人柄が良すぎていやらしさ皆無の凄腕のマーケターだ…。
なによりワクワクしている三浦大知んが可愛い!!
あーーーやっぱり映画「ぼくらのよあけ」、見にいきたい!
「ぼくらのよあけ」はもともとはマンガだった!
「ぼくらのよあけ」について調べていたら、2011年に発売されたマンガでした!
とにかく絵が可愛らしくて、amazonでちょっとだけ試し読みができて、絵がほのぼのとしたタッチで癒されます。
宇宙と、何気ない日常と、お世話してくれるロボットのナナコちゃんがかわいい…。
全2巻と最近ではめずらしく短いお話のよう。
そっと家に置いておいて娘に読んでもらって映画に行く気になってくれないだろうか…(笑)
読者レビューを見て、「最後は泣けた」なんてものもあって、映画で見て三浦大知くんの「いつしか」と合わせて聴いたら涙腺崩壊するんだろうなと思っております。
三浦大知くん「いつしか」はどうしたら聴けるのか?
こんなに素晴らしくて、映画の世界観にもマッチして、映画を見ていなくても泣けてしまう三浦大知くんの新曲「いつしか」。
2022年10月24日に配信リリースされました。
YouTubeでも映画「ぼくらのよあけ」の画像を背景に聴くことができます!
三浦大知くんのサイトによるとサブスク、あるいはダウンロードサイトは以下の通りになっています。
iTunesストアでダウンロードすると抽選でオリジナルステッカーがもらえるキャンペーンが11月3日までやっていますよ!
三浦大知「いつしか」iTunesダウンロードキャンペーン(10/24~11/13)!<br /> NEWS|MIURA DAICHI(三浦 大知) OFFICIAL WEBSITE (avex.jp)
三浦大知くんの曲をいつでも聴けるように、サブスクの利用について考察した記事はコチラ。
「いつしか」のMVにまたまた感動!(2023年3月8日追記)
2022年12月にいつしかのMVが公開されました!
総勢35名のダンサーさんたちといっしょに、水の張られたステージの上で圧巻のパフォーマンス…
時期的に寒いだろうに、ばっしゃばっしゃと水しぶきをあげて、夕日のようなオレンジ色の薄暗い照明の中、幻想的な世界観。
ぱーっと明るくなったと思えば真っ白な背景にたたずむ大知くんのお姿。
ざばんと深い水の中に入って深い思考の中にいるようで、悩んだこと、思い出への懐かしさをかみしめている、そんなように感じました。
そして最後に、ダンサーさん全員での花火が打ちあがるようなダンス。
全員でばっと水を上に投げる様子が、願いを込めて華々しい旅立ちをお祝いするようで、その裏にさみしさもや切なさも感じられて、なんかね、ぐっときますよね…( ;∀;)
宇宙に関係する楽曲だから、もっと宇宙とか青っぽい色で表現するのかなって思っていたのですが、全然違った…!
ダンサーさんたちのエネルギーを借りて、このMVの中には大知くんの表現したかったことを感じます。
「仲間」、「ともに過ごした思い出」、「旅立ちの期待と切なさ」、「お互いを信じること、想うこと」、「遠く離れていても心は繋がっている」
こんなワードが浮かんできます。
マジで感動…
三浦大知くんの「いつしか」について語って、さいごに
三浦大知くんの「いつしか」を何度も何度も聴いて涙して癒されています。
「いつしか」を聴いていると自分だけの大切な体験を思い返される気がするのです。
大切な体験やその時に感じた感動を胸に、自分の心の礎にして未来へ歩いていきましょう。
忘れない、約束しよう、忘れないから
このキーワードが自分の存在を確かなものにしてくれる。
だからがんばれる、この「いつしか」に感じた感動や湧き上がる感情も1つの心の礎になりそうです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!