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食事

本物の味噌の健康効果がすごすぎて書ききれない!気になる塩分と味噌の選び方

こんにちは!看護師20年目の、りさです。

病院で働きながらも、病気の予防に関連する本20冊以上を読み漁り、学び続け実践中の身です。

今回は、「味噌」!

健康効果抜群の調味料ですぜ…!!

「味噌」の素晴らしい効果を知ってからは、毎日お味噌汁を1~2杯飲んでいます。

塩分が気になるとお声をいただきそうですが…とりあえず!

味噌の何がすごいのかを知って、ぜひいっしょにお味噌汁、飲んでいただきたいです!

味噌の健康効果がすごい

「味噌はなんとなくいいモノ」…といった認識は多くの方がお持ちだと思います。

具体的に何がいいのかって?

効果が多すぎて、調べるのがしんどいくらいありました…!

味噌の材料は、大豆、塩、麹です。

そもそも、大豆は

  • たんぱく質
  • 食物繊維
  • ビタミン
  • イソフラボン

が豊富に含まれた栄養価の高い食材です。

味噌は、大豆を煮て、潰して、塩と麹と混ぜて、発酵・熟成させて作られます。

大豆が発酵する間に、アミノ酸を作り出し、さらに栄養価が高くなるのです。

味噌の健康成分には、

  • ビタミンB1、B2、B6、B12
  • ナイアシン
  • パントテン酸
  • ナトリウム
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • 食物繊維

が含まれます。

さらに味噌の中には、「メラノイジン」という、抗酸化作用がとっても強い成分が含まれています。

味噌のメラノイジンについて引用させていただきました。

食品の加熱や醸造の過程において、茶色くなる現象、「褐変」が起こりますが、この褐変も食品中の糖とアミノ酸が反応し、糖化産物が生じた結果です。このような食品中の糖化産物、食品科学の分野ではメラノイジンと呼ばれることもありますが、メラノイジンは食品の風味やうま味には欠かせません。

日本薬学会 環境・衛生部会ホームページ

このメラノイジンの抗酸化力について、触れている著書は多数見受けらるほど、注目です!

メラノイジンには、

  • 体内の活性酸素を除去する抗酸化作用
  • 腸内の発がん物質の発生を抑制
  • 腸内乳酸菌を増やして腸内を整える
  • 糖分の消化吸収速度を遅くし、食後血糖の上昇を抑える働き

抜群な健康効果が目白押しですね…!

メラノイジンは、豆味噌や赤みそなど、茶色の濃い味噌に多く組まれています。

といっても、白みそは白みそで、ストレス軽減作用のあるGABAが豊富であったり、麹の割合が多いことから美肌作用があるそうです。

いろんな味噌をいろいろ食べるのが理想的なのですね…!

味噌の健康効果が多すぎて、何が何やらわからなくなるほどです。

著書をいくつか確認して、味噌の健康効果についてまとめてみます。

  • 抗酸化作用のあるメラノイジンがある
  • 発がん物質を抑え、特に胃がん、乳がんの予防になる
  • メラノイジンと麹の力で整腸作用がある
  • 大豆イソフラボンで更年期の予防になる
  • たんぱく質が豊富
  • 身体に必要な必須アミノ酸が豊富
  • 糖尿病予防になる

たぶん、なにか忘れている気がします…!(;´Д`)

それくらいすごい効果の数…!

これだけ多くの健康効果があるのなら、お味噌汁、飲みたくなってきませんか?

味噌の効果だけでなく、お味噌汁の具の栄養効果がさらにプラスされるので、とんでもない健康効果になると思いませんか…?!

味噌汁の気になる塩分について考える

味噌の健康効果がとってもたくさんあることをお話してきました。

ここで気になるのが、「お味噌汁は塩分が多い!」問題。

塩分が多いと血圧が高くなるという認識も世間に広まっているので、お味噌汁の飲み控えをされている方も多いと思います。

いくつか本を読み漁ると、味噌の塩分についての見解がありましたので、まとめてみます。

味噌の塩分と血圧について…

  • 味噌汁1杯の塩分は約1.2gなのでそんなに多くない
  • 気になるのなら、塩分を排泄するカリウムを含む食材を摂取する
  • 味噌の原料である塩分が本物の塩であること
  • 味噌汁をたくさん飲んでも血圧は変わらない
  • 味噌汁を飲んだ方が血圧が下がるという研究結果がある

どうやら、味噌や味噌汁が、塩分過剰摂取による血圧上昇に、とんでもない悪さをしているかというと、そういうわけではなさそうです。

長らく言われ続けてきたことなので、対策としては、お味噌汁の具や他のおかずにカリウムの多い食品を取り入れる。

原材料が本物の塩を使っている味噌を選ぶがあげられますね。

本物の塩については、塩分についてまとめたこちらの記事をご覧ください。

ポイントは製造方法や「塩分含有量」ですよ・・・!

本物の味噌の選び方

味噌の健康効果の素晴らしさはわかったとしても、どんな味噌でもいいというわけではありません。

味噌は長い年月をかけて、発酵・熟成させて作られるのが本来の味噌です。

最近では、時間をかけずに簡単に大量生産された味噌が出回っています。

可能な限り、「本物の味噌」を選んで、きちんと味噌の健康効果を受け取ってほしいです。

いったいどんな味噌が本物の味噌なのか?

ポイントをまとめてみました。

◎原材料で選ぶ

  • 原材料が「大豆」、「塩」、「麹(米麹、麦麹、豆麹)」とシンプルであること
  • シンプルでないものは、添加物が加えられている
  • パッケージにバルブがついているものを選ぶ(もしくは店頭でチルド保存のもの)
  • できれば国産大豆、麹。そして天然塩だとサイコー!

◎発酵熟成の方法で選ぶ

  • 「天然醸造」、「生みそ」、「非加熱」と表示されたものを選ぶ

くわしくご説明していきましょう。

本物の味噌は原材料がシンプルで麹が生きている

味噌の原材料は、大豆、塩、麹です。

麹が米麹なら米味噌、麦麹なら麦味噌、豆麹なら豆味噌といった具合に種類が分かれます。

昔ながらの製法で作られた味噌は、シンプルな食材からできているのです。

スーパーで見かける味噌には、大豆、塩、麹以外にもたくさんの成分表記がされています。

うまみ成分や、保存料、生きている麹がの働きを抑える「酒精」などなど…。

たくさん明記されているものが多いほど、添加物が多いと考えてよいでしょう。

添加物をお味噌汁に溶かして飲んでるイメージがなんとなく気持ち悪くなります…。

本来なら、味噌は「生きている食材」です。

成分表だけではわからない、添加物も含まれている可能性があります。

見分け方の方法として、「パッケージにバルブがついているもの」を選ぶと良いです。

本物の生きている味噌は、時間とともに発酵が進むので二酸化炭素を放出します。

放っていると、パッケージがパンパンになってしまうので、それを逃がす空気穴=バルブがついているんですね。

さらに発酵を抑えるために店頭でチルド保存(低温保存)されているのも、見分ける目安になります。

減塩タイプや出汁入りの味噌は買わないようにしています

味噌の塩分が気になるからこそ、減塩タイプの味噌を購入したくなるところですが、私は購入していないです。

味噌を作る際に、塩分の占める割合は10%ほど使うそうです。

かなりの量だと思いますが、逆に減塩した分を何で補っているのか…?が気になります。

多くは添加物で調整しているので、違う意味で身体に毒です。

本物のお塩を使っている味噌、塩分を輩出してくれるカリウムを多く含んだ食事を摂る…などの対策をすればいいと考えています。

出汁入りみそも同じです。

出汁も添加物の入ったものが多く、何が入っているのかはわかりません。

シンプルな素材で作られたものが味噌だけでなく、身体にとって良いモノなのですね。

できれば国産大豆、天然塩を使っているものを選びたい

大豆、塩、麹で味噌はできていますが、できれば、国産の大豆と麹、天然塩を使っていると完璧です。

そもそも国産大豆があまり出回っていないので、国産大豆というだけでこだわりを感じます。

また、塩も食品表示を見ただけでは天然塩かどうかはわかりません。

パッケージに「天然塩」使用などの表示があれば、かなりこだわって作られた良いお味噌です!

味噌の原料の10%が塩なので、天然塩を使用していると、塩分も控えめになって素晴らしいですね!

コストはかかりますが、毎日飲むもの、すぐになくなるものでもありません。

健康効果がハンパなく豊富なので、よりよいものを取り入れてもらえたらよいですね!

醸造方法で本物の味噌を選ぶ

味噌は本来ならば、時間をかけて発酵・熟成させて出来上がります。

加熱しないで、自然のままに1年以上発酵・熟成させて作るのが本物の味噌です。

「天然醸造」「生みそ」「非加熱」と記載されているのが見分けるポイントです。

逆に、時間をかけずに作る方法を「速醸」といいます。

すぐにできるので、コストも下がり大量生産できますが、味噌のもつ本来の丸みあるうまさや、風味がなくなります。

何より、加熱処理することで、本来持つ麹の力を失い、「生きている味噌」ではなくなってしまうのです。

生きているお味噌は、腸内環境を整えてくれます!

本物の「生きている味噌」取り入れてほしいです!

本物の味噌の健康効果をぜひ日常生活に取り入れましょう!

ここまで味噌の健康効果と本物の味噌の選び方についてお話してきました。

  • 味噌の医者殺し
  • 医者に金を払うよりも味噌屋に払え
  • 味噌汁は朝の毒消し
  • 味噌汁一杯三里の力

味噌にまつわる格言やことわざは、たくさんあります。

昔の人は科学的な解明はなくとも味噌の健康効果の高さを実感していたんですね。

かの徳川家康は、健康に対して非常にストイックで、味噌汁を欠かさず飲み、平均年齢37から38歳の時代で、なんと75歳の天寿を全うしたそうです。

味噌汁の力だけとはいいがたいですが、無関係とも言いがたいですよね…。

お味噌汁にして、いろんな具材といっしょに摂ったら、健康効果もめちゃくちゃアップ!

これは飲まない手はないと思いませんか?!

わが家も毎日何かしら飲むようにしています。

本物のお味噌を使えばいうことはないのですが、個人的に思うのは

  • もともとあまりお味噌汁を飲んでいなかった人は、少し飲むようにする
  • お味噌汁を飲む習慣はあっても味噌にこだわりがなかったならば、少しいい味噌に変えてみる

こんな感じで、今よりもちょっと良くするだけでも、健康の第一歩だと思っています!

医療が発達しても、いずれ人は老い、最期を迎える時が来ます。

医療や介護は非常に人手が足りず、このままいけば多くの人が病院に入れない、介護をしてもらえない…なんて時代が来るでしょう。

そんな悲しいことにならないようにするには、高齢者と呼ばれる年代よりも、もっと若い世代から健康に注意をするべきと思います。

少しでも良い習慣を取り入れて、できるかぎり元気で楽しい人生を送ってほしいと願っています!!

簡単に手軽に取り入れられる方法を日々学び、実践、その効果をまとめて発信していきます!

どうぞ、みなさんも何か良い方法がありましたらコメントやお問い合わせでいいので教えてくださいね(*´▽`*)

ここまで読んでくださってありがとうございました!

味噌の健康効果 まとめ

  • 抗酸化作用のあるメラノイジンがある
  • 発がん物質を抑え、特に胃がん、乳がんの予防になる
  • メラノイジンと麹の力で整腸作用がある
  • 大豆イソフラボンで更年期の予防になる
  • たんぱく質が豊富
  • 身体に必要な必須アミノ酸が豊富
  • 糖尿病予防になる

味噌と塩分について まとめ

  • 味噌汁1杯の塩分は約1.2gなのでそんなに多くない
  • 気になるのなら、塩分を排泄するカリウムを含む食材を摂取する
  • 味噌の原料である塩分が本物の塩であること
  • 味噌汁をたくさん飲んでも血圧は変わらない
  • 味噌汁を飲んだ方が血圧が下がるという研究結果がある

本物の味噌の選び方 まとめ

◎原材料で選ぶ

  • 原材料が「大豆」、「塩」、「麹(米麹、麦麹、豆麹)」とシンプルであること
  • シンプルでないものは、添加物が加えられている
  • パッケージにバルブがついているものを選ぶ(もしくは店頭でチルド保存のもの)
  • できれば国産大豆、麹。そして天然塩だとサイコー!

◎発酵熟成の方法で選ぶ

  • 「天然醸造」、「生みそ」、「非加熱」と表示されたものを選ぶ

参考文献

今回の記事で参考にした本をご紹介します。

発酵調味料の紹介や、作り方、おすすめの調味料など、著者さんがご自身の手足で研究、徴した内容がまとめてくださっています。私の発酵生活が始まった時にから手元にある本です。

私は父を大腸がんで亡くしているのですが、その時に尊敬する知人から勧められた一冊です。料理人の著者さんご自身がガンになり、食事で治していこうという本です。末期がんの診断がついて、余命数カ月というところから、14年たったところでの刊行です。料理人さんの視点、知見で実践したノウハウを余すことなく教えてくださっています。

健康にいい食材はなんとなくわかってきた気がしますが、それぞれの食材をどうやって選べばいいのかも疑問に思えてきたところに出会った本です。自然食品のお店で働かれた経験のある著者さんが、ご自身も食事の見直しをしたところ、病弱だった体質が改善されたそうです。ほぼすべての食品を網羅しているのでは?というくらいの情報量です!!

食事について学ぼうと思った時に手に取った本です。著者さんはSNSでも活躍され、非常に多くの文献などから根拠のある情報を非常にわかりやすくまとめてくださっています。幅広く、症状別に食材の栄養情報を知りたい場合は重宝する本だと思います!

そのほか、腸に関する本や、レシピがメインの本なども読み漁りました。

味噌の効果が非常に多すぎて、追い切れていないところもあります!!( ;∀;)

それくらいすんごい、身近な!健康食品なんだなってことがわかり、まずますお味噌を取り入れていきたいな~と思いましたヾ(*´∀`*)ノ

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りさ

Another Neighbors=「もうひとつの隣人」 物理的な隣人はいくらでもいるけれど、誰なのかどんな人なのかわからない時代です。 私は、遠く離れていても側にいるような温かい「隣人」になりたい。 として温かい心のやり取りをしたい。 看護師として、地域での経験を通して、「人と人との温かいつながり」を作っていきたい。 でも私自身の大好きなものもいっぱい語って、私の人となりを知ってほしいなあと思います。
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