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からだ

ダイエットとは本来何か?について。自分を客観的に見れるようになることが大事よね

健康のため、美のため、夏が来るから、健診が迫っているから…

いろーんな理由でゆるっとからガッツリ取り組んでる方、多いと思います。

「ダイエット」=痩せる、しなきゃいけないもの

なんて、まるで何かの呪いのようにすら感じる時もあります。

ダイエットって痩せるだけではなくて、「適正な体重になること」が本来の意味だと私はとらえているんですが…

ネット上で調べてみたのですが、web辞書の多くにダイエット=「痩せる」ありきの記載ばかりで恐怖すら覚えました。

無意識レベルで「痩せなきゃ!」って浸透してしまいそう

調べた中で「ささゆりヘルスクリニック」さんのHPに「これだ!」という記載を発見!

“Diet”の元々の語源は古代ギリシャ語の “Diaita(ディアイタ)” から来ているとも言われています。
“Diaita” の意味は「生活様式・生活習慣・生き方」。
そのため英語で「ダイエット」は
🔹健康のための飲食物
🔹規定食
🔹日常の食事
というように食事に深く関わりのある言葉として表現されています。
英辞書では
「健康への影響などから見た食品。常食。いつも与えられているもの。体調維持管理するための制限食」と記載されています。

ダイエットの基本のお話 〜ダイエットとは〜 – ささゆりヘルスクリニック コラム (sasayuri-clinic.jp)

こちらのコラム、ぜひ全部読んでいただきたい!

めちゃくちゃわかりやすくお話をしてくれています。

そもそも、その人それぞれの体重と体型があるはずなんです

太っていても、痩せていても、どちらも健康によろしくありません。

  • 太りすぎ:生活習慣病になりやすい、膝を痛める、着れる服が減る…など
  • 痩せすぎ:筋肉がない、ホルモンバランスが崩れる、壊れそうで心配…(個人的に)

デメリットをサクッとあげてみたけれど、そもそも

その人それぞれの適正体重・体型がある!!

に尽きます。

太りにくかったり、逆もあったり。

筋肉のつきやすさや、骨の太さや骨格でも違う。

食べてきたもの、運動習慣…。

背の高さや手足の長さでも見た目は変わります。

いろーんな要素をひっくるめて今の体重と体型であるのだから、みんな同じような美しい(と思われる)体型を目指すのってめちゃくちゃな話です。

その人それぞれの「自分らしい体重と体型」を目指した方がいいと思いませんか?

痩せていることが本当に美しいのだろうか?

問題なのは、痩せていること=美しいが蔓延していること。

本当にそうなの?

と疑問をもってほしい。

確かにモデルさんみたいにすらっとなれたらいいけど、そらお仕事ですし、もともとのその方の「体型」でもあるんじゃないでしょうか?

もちろん、めちゃくちゃ努力されていると思います…が!!

海外では痩せすぎのモデルさんは起用しないなんてお話も、今ではメジャーになってますよね。

痩せすぎは健康によくない」、が世界の認識になっているわけなんです。

だのに日本はまだまだ痩せ信仰がすごい!

ダイエット食品やサプリ、運動器具にジムなどの広告。

ダイエット成功特集みたいなテレビ番組…の数々。

これだけ目にするものの多くが痩せていること=美しいと伝えてきたら、そういうものなんだと思ってもい方がないのかもしれません。

でもこれって結局、

ぜーんぶお金儲けのためじゃん!

と思うと、腹だたしくなるのです。

誰かがお金を稼ぐために、痩せる必要のない人にも痩せた方がいいと思わせるような表現の数々。

なんなら、少しふくよかな方や、体格のいい方をいじるような番組も一躍買っています。

痩せていることが正義かのような、この社会的風潮は、誰かの健康を害したり、身体だけではなく心の健康にも被害を及ぼすと思うのです。

糖尿病薬をやせ薬にするなんて怖すぎる話も

昨今、糖尿病治療薬の供給不足も、痩せ信仰の果ての姿だと思うのです。

参考:ダイエット 糖尿病治療薬をやせ薬に その痩せる方法にはリスクが…GLP-1受容体作動薬とは 副作用は 実態は | NHK | WEB特集 | 医療・健康

処方薬を「やせ薬」として取り扱うなんて、いちおう医療者としては目が飛び出るくらい驚きました。

正直、ここまで来ちゃったのか…と思いましたね

糖尿病薬なんて、患者さんが低血糖になるだとか、気持ち悪くなるとか、そりゃぁもう病棟時代は取り扱いが怖くて仕方がなかったのに、もはや一般の人がお気軽に飲むなんて…。

しかも、本来届くべき人に届かない事態に陥ってるって、正直恐怖。

命に関わる人がいる一方で、それよりも痩せようとする気持ちが(なんなら注射で痛い思いをしてまででも)、心が不健康にしか思えないんです。

自分の体形をコンプレックスに思ったり、お辛く思う気持ちは事実だとしても、治療するところがちがうのではないでしょうか?

そして、そのように糖尿病治療薬を処方するオンライン診療にも憤りしかありません。

お薬を使用する方が健康を害する可能性があるのにもかかわらず、それは本当に医療者のやることなのでしょうか…?

もし何かの問題があって肥満であるのなら、問題のある生活改善をしなければ、将来的に生活習慣病の合併症を招くリスクが高い。

痩せる必要もないのに、痛い思いや高いお金を払ってまでも薬を使用するのは、本来必要とする人がいるのに見ないふりをするのは、なにかのトラウマがあるのかもしれない。

楽に、簡単に痩せられる方法として、本来隠れている、焦点を当てるべき問題から目をそらせば、いずれその方の人生を脅かす問題にぶち当たると思うのです。

(食生活が悪すぎて脳梗塞や心筋梗塞になったり、自分を承認できなくて鬱などのメンタル疾患になったり…)

自分を客観的に見れるようになることが大事だよね…

人は社会の中に存在して、多くの情報や、たくさんの人の意見、価値観の波に溺れるようにして生きています。

その波に振り回され、自分自身の考え方や、価値観がぐらぐらと揺さぶられるのです。

身近な人だけではなく、テレビやネットなどのメディア媒体からも無意識のうちに刷り込まれます。

ダイエット=痩せること=やるべきこと、なんて最たるものです。

万人に通用することなんて、この世の一つもないのに、恐ろしいくらい浸透している痩せ信仰。

多様性がうたわれる令和の現代において、おかしな話だと思いませんか?

私自身も痩せ信仰信者だった

私も若い頃はぽっちゃりした自分の姿が嫌だったし、どう頑張っても細くならない下半身を憎んでもいました。

学生時代は思春期や若い女性が多くて、みんな痩せたがっていたのを記憶しています。

一緒にダイエットしよう、なんて言葉も多く聞きました。

見た目に気を遣う世代でもありますよね、恋愛や結婚に思いを馳せる世代ですから、自分を美しく見せたいのは当たり前。

でも、私の生まれながらの体型は、下半身が太くて、部活動で鍛え上げたたくましい太ももは早々細くはなりません。

逆に海外の人のような、上半身が比較的しっかりしていて足がすらっとされる方もいらっしゃるわけで。

もともと足がすらっと細い方もいれば、下半身が太い体型の人もいるわけですもんね。

無理やり骨格を変えるとか、脂肪吸引するとか…。

やれないことはないけれど、そこまですることかな、と個人的には思います。

(やらないと辛くて辛くて仕方がない方は、やればいいと思うのですが、世間の認識がそれこそいろんな方がいて、みんな素敵なんだよってなったら辛い気持ちもなくなるのかな、と思うと少し切なくなるのです…)

骨太だから、華奢な線の細い人にあこがれるし、うらやましいけれど、今や30kgを超える娘を抱っこできる自分の丈夫な身体は嫌いじゃありません。

気になるヒップは、少し長い丈のトップスや、羽織でカバーできるし、コンプレックスのある部分はやりようによって何とでもなることを学べば、大したことじゃなくなりました。

年齢を重ていくううちに、いろんな経験をして、いろいろと異性に気を遣うこともなくなったこともあるのでしょう。

「私はこういう私」と客観的に思えることで

ずいぶん楽になりました!

・・・大切な人の前で脱いだ時に恥ずかしい?

体型云々で茶化すような奴は、あなたのことを本気で愛しているのでしょうか?

年を重ねれたるんで来たりするものなのに、昔はこんなんじゃなかったっていう夫は、お前はどうなんじゃって言ってやりたい。

無理に飾らなくても、そういうところも全部ひっくるめて愛してくれる方とパートナーでいた方が、長く続けられるというものです。

美意識が高くて、痩せたい!がんばりたい!という価値観をお持ちで、健康で過ごされるのならそれでいいのです。

健康を害してしまうのなら、それはあなたの身体にとって無理なことなのでしょう。

果たして、全員が全員痩せなければいけない?

痩せていないと美しくない?

私はNOといいます。

ダイエットを本来の意味でとらえられるといいですよね

最初にお話しした通り、ダイエット=痩せることは、本来の意味ではありません

適正な体重にするために、痩せることでも、体重を増やすことでもあります。

また、ご自身の体調やご病気に合わせて、お食事を選ぶことでもあり、

ご自身のよい体調・体型でいられるようにするのが本来のダイエットの意味なのです。

自分の身体は、一生をともにする大切なパートナーです。

あなた自身が大切にしてあげること、よく知ってあげることが大切です。

そして少し離れてみてみませんか?

そう、客観的にです。

美しい、醜いといった評価はまずは置いておいて。

その評価はどこかの誰かが作り上げたものかもしれないと思ってください。

お身体は、みんな違うはずなのです、違っていいんです。

少し太っていると思うなら、少しやせてみるよう努めてみてください。

身体が軽くなって楽になりましたか?

もしくは力が入らなくなっていまいましたか?

太った時に、身体が重くて息切れがする、膝が痛くなったなどの気づきがあれば、あなたにとってその体重は重いのでしょう。

小さな変化や、その体重や体の状況が自分に合っているのかどうかを見てあげてください。

毎日の忙しさで構ってあげられなかった、身体の声を聞いてあげて下さい。

この体重がいいな、食べ過ぎたときはお腹が苦しいな、重いな…。

ストレスがあって甘いものを食べすぎちゃった(私がよくやる悪いクセです(;´Д`))

どんなストレスがあった?

好ましくない相手の好ましくない態度のために、自分を太らせるなんてもったいない!なんて思って食べないようにしています。

(食べるときもあるけど…(;´Д`))

気を取りなおして…(^^ゞ

些細な気付きが、あなたの身体をよりよくしていくでしょう。

数字の〇kgよりも、あなたの感覚を大切にしてあげて下さい。

そうして客観的にみること、自分の変化に気づいてあげることで、早めのケアもできるようになり大きな病気をせず、健康にも繋がっていくのだと思います。

話にまとまりがなく、なんとも言えない記事になってしまいましたが、みなさんがみなさんらしく過ごせるように願ってやみません。

世界でたったひとつのあなただけのお身体です。

太っても痩せてもなく、あなただけのちょうどいい体重と体型で過ごせますように大切にしてあげて下さいね。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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りさ

Another Neighbors=「もうひとつの隣人」 物理的な隣人はいくらでもいるけれど、誰なのかどんな人なのかわからない時代です。 私は、遠く離れていても側にいるような温かい「隣人」になりたい。 として温かい心のやり取りをしたい。 看護師として、地域での経験を通して、「人と人との温かいつながり」を作っていきたい。 でも私自身の大好きなものもいっぱい語って、私の人となりを知ってほしいなあと思います。
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