絵本と娘の記事をリライトしていて、新たに考えたことがありました。
元記事はこちらです。
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本は、知らない世界を見せてくれたり、登場人物たちの気持ちに共感したり、ストーリーに心動かされたり…。
本があることで、人生を豊かにしてくれると考えています。
そんな素敵な人生を娘にもあるといいな…と、子どものころは絵本が入り口だよねと思っていたんです。
それで、娘にこれがいいんじゃないか?あれがいいんじゃないか?と絵本を迷いながら読み聞かせていました。
ですが、娘は私とは違う本の道を歩みだしたように思えます。
今回はそんな中で考えたことをまとめててみますね。
本のある人生を贈りたいと思っていた
本は、知らない世界を見せてくれたり、登場人物たちの気持ちに共感したり、ストーリーに心動かされたり…。
本があることで、人生を豊かにしてくれると考えています。
そんな素敵な人生を娘にもあるといいな…と、子どものころは絵本が入り口だよねと思っていたんです。
娘には、本が身近にある人生を過ごしてほしかったんです。
…が、娘は私が思っていたような本を選ばなかったんですよね。
本を選ぶのは娘だった
赤ちゃんのころは、用意する絵本をいっしょに読んで楽しんでいました。
「しましまぐるぐる」「いないいないばあ」とか「だるまさんがころんだ」とか。
カラフルで、音がおもしろいとかそういったものですね。
その後は、アンパンマンとかディズニープリンセス、プリキュアとか…王道なものを。
でも、だんだんと自我が芽生えてきたのか、自分で好きな本を選ぶようになってきたんです。
娘の小学校は、朝の読書時間のために本を持っていくようになりました。
最初のころはそんなに字も読めなかったので、こぶりの絵本をもっていっていました。
宿題の音読も読めるようになってきたころ、私はてっきり物語の本がいいのかなと思っていたのですが、本屋さんに連れていって選ぶのが動物の図鑑がだったんです。
娘が欲しがるものなら、まあいいかと買ってあげて、娘はその日のうちに読んで、学校にもっていくのでした。
娘の「好き」の変化
アンパンマン、ディズニープリンセス、プリキュア…王道のものから、娘が選ぶ本によって、娘の好きがわかってきた気がします。
いつつごうさぎシリーズ
4歳の頃、私の母、娘にとっての祖母が見つけてきた「いつつごうさぎ の きっさてん」。
やわらかいタッチの、可愛らしい動物たちが生き生きと描かれている絵本です。
かわいらしい、「いつつごのうさぎ」たちが、娘は大好き。
「いつつごうさぎたち」の名前を、覚えるまで何度も何度も言わされました(笑)
少し困ったことがあっても、みんなで協力して乗り越えたあとは、おいしいお菓子でみんなを笑顔にする、そんな素敵なお話です。
毎日毎日、何回も読んでとせがまれて、決め台詞の
「いつつご うさぎに おまかせ あ~れ!」を何度言わされたことか…、いい思い出です。
そして、娘自身が字を覚えたら、パパやママに読んでくれるようになりました。
すでに4冊出ていますが、小学校4年生の頃に出た最新刊も、本屋さんで見つけて、他の本ではなく「いつつごうさぎ」を選んだほど今でも好きなようです。
動物図鑑
私個人としては、物語のあるものが本という認識だったので、本屋さんで娘が選ぶのが図鑑が多くて最初のころは驚きました。
女の子ってかわいらしいものがいいんだろうな、と無意識に思っていたんですよね。
見た目にはかわいい「ゆるゆる図鑑シリーズ」が娘は大好きなのですが、内容は恐竜とか怪鳥とかクラゲとか、かわいくないものも多々あるんです。
でも、娘は夢中で読み漁り、同時にテレビで得たことともいっしょにして、動物のことをたくさん私に教えてくれるようになりました。
なかには、世界最大級のシカ、「ヘラジカ」とか、「オーストラリアウンパチクラゲ」なんて舌を噛みそうな名前も娘はスラすら言えます。
動物園や水族館にとても行きたがりました。
愛知県に住んでいるので、東山動物園や名古屋港水族館、そのほか地域の動物園水族館などなど。
動物園や水族館で娘はキラキラした目で過ごして、図鑑で得た情報をパパやママに教えてくれるのです。
最近では、「ゆるゆる図鑑シリーズ」きっかけで、静岡の掛川花鳥園まで足を運んだのは、いい思い出です。
「ママ、ヘビクイワシってすっごくきれいな鳥がいてね…」と娘が教えてくれたのがきっかけでした。
娘は掛川花鳥園に図鑑を持参したのですが、この本が掛川花鳥園が監修しているのに園内で気づいたんですね。
娘とびっくりして笑ってしまいました!
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娘にいろいろ教えてもらえるようになって、私も興味の幅が増えて世界を広げてもらっているなぁ・・・と思う日々です。
やさいのトリセツ
図鑑のほかに、娘が選んだ本で驚いたのが、「やさいのトリセツ」です。
これ、子ども用の本でも何でもないんですよね…。
え、それ選ぶの?(笑)
ってなりました。
大人用の本なのですが、マンガだからスイスイ読めるようです。
しばらく読み込んだ後、冷蔵庫のどこに野菜を入れたらいいのか?なんて質問もしてくるようになりました。
なんなら、いっしょにスーパーに行った時には、
「トマトは下の方を見るんだよ。星みたいになっていたらいいトマトなんだよ。」
と、教えてくれるほどになりました。
娘の「好き」が生活につながるようになってきたようです。
本が娘の人生に、関わってくるようになりました。
私のまったく想像していないジャンルでしたが…!(笑)
小学生向けの(恋愛?)小説
娘が小学校に入って、だんだんと勉強に追いつけなくなってきたときに始めた、「進研ゼミ小学講座」
タブレットで学習を進めているのですが、その中に電子図書があるんです。
電子図書館まなびライブラリー|進研ゼミ・こどもちゃれんじ|ベネッセの通信教育
本好きな私としては、すごくうらやましいサービスです。
娘は、その中から、自分で小学生向けの小説を見つけてきました。
小学校でお友達が読んでいるのをうらやましかったのかもしれません。
最初は恥ずかしそうに、勉強をする振りをしてコソコソ読んでいたようですが、誰かと共有した過ぎて、ついにママに白状?しました(笑)
娘がお気に入りなのは、主人公がちょっとおとなしくて、とても素直で頑張り屋さんな子ばかり。
その主人公が頑張って、まわりの人から認められて、活躍していくようなお話が好きみたいです。
最近では、手元に置いて読みたいのか、自分のお小遣いで実物の本も買い始めました。
1番最初に読み始めたのがこの本。
お正月に年賀状が届く、全員プレゼントに応募するほどお気に入りのようです。
恋愛小説・・?かと言えばそのような気もしますし、そうでもないような気もする・・・。
ママとしては、昔からあるような物語を読んでほしいな…と思ってしまいます・・が。
娘が自分の力で見つけて、選んだ本、そしてお小遣いをはたいてまで購入する本。
自分の好きな本は、親が決めるもんじゃないな、と改めて思ったものです。
娘が選んだ本を振り返って思うこと
娘の好きな本の遍歴を振り返ると、娘の好きが詰まっていました。
私が思っていたのとは、ずいぶん違う所に娘の「好き」がありましたが、それも娘らしさだなぁと思い返しています。
娘が「好き」、「読んでみたい」という本を、時にはちょっと戸惑うことがありながらも、まぁ、「好き」と言っているんだから…、と思い返して準備してきました。
娘の「好き」の傾向として、
女の子らしい、かわいいものは好きだけど、意外に本格的な図鑑が好きでかなり詳しい。
野菜や自分の身体に入る食べ物のことも気になるみたい。
最近はお姉さんになったからか、小説も読むようになったなぁ…
なんて、娘の成長も感じながら、「娘らしさ」=「人格形成」をしていく過程を見ているように思います。
「この子は、どんな大人になるんだろう?」
と、娘が小さなころに考えていたことが、一人の人として成長し、現実味を帯びてきて、今では言葉にならない感動になっています。
さいごに
娘の絵本や、選んできた本について、いろいろと思考を巡らせてきました。
子どもの「好き」は、親が決めるものではないし、きちんと自分の力で選び取るんだなあと、しみじみ思います。
親が用意したものの中から、自分で選び、ときには親が想像もしなかったものを好きになります。
その「好き」を見ていると、
「ああ、この子はこんな世界が好きなんだな」
と教えてもらえて、いくら血のつながった親子と言えど、きちんと、娘は娘なんだ、とハッとさせられます。
私はこれからも、本を始めとして、娘がどんな「好き」に出会うのか、楽しみです。
そして、娘の「好き」の延長線上には、きっと娘らしさが待っていて、その「好き」を大切にしながら人生を送っていってほしいと願うばかりです。
本を好きになってほしい。
そう思って始めた絵本の時間でした。
でも振り返ると、私が贈りたかったのは「本」そのものではありませんでした。
自分で好きなものを見つけ、自分で選び、自分らしく世界を広げていける人生。
本は、その入り口の一つだったのだと思います。
これから先も、娘がどんな「好き」と出会っていくのか。
その姿を見るのが、今の私の楽しみです。
自分で好きなものを見つけ、自分で選び、自分らしく世界を広げながら生きていける人生。
そんな人生を、娘には歩んでほしいと思っています。