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自分を大切にする

思いどおりにならない毎日で、少しだけ楽になった考え方

娘が生まれたばかりの頃のことを、ふと思い返すことがあります。あの頃の私は、よくイライラしていました。初めての育児。寝不足で、自分の時間なんてほとんどなくて、毎日が娘中心。思いどおりにならない毎日に、イライラしていることにも気づかないくらい、心に余裕がありませんでした。

それから時が経ち、娘は小学5年生になりました。今では、あの頃ほどイライラすることはありません。娘が成長したことも、もちろんあります。でも、それだけではない気がするんです。

看護師としてたくさんの人と出会い、母として子育てを続ける中で、少しずつ私自身の考え方も変わってきました。

だから今、思うんです。

イライラをなくす方法を探すより、イライラする自分との付き合い方を知ることの方が、大切なのかもしれない。

娘が赤ちゃんだった頃は、本当によくイライラしていた

娘が生まれて赤ちゃんだったころは、一気に娘中心の生活へ。

昼夜問わず娘の世話をしなければいけないし、もともとの家事も続けないといけない。

産休・育休中は、娘といっしょにいるのは嬉しかったけれど、社会とのつながりがなくなって急に自分が孤立してしまったようで、なんとも言えない悲しさがありました。

まったくもって自分の時間はなし!なのに、全然生活スタイルが変わらないパパにもイライラ。

で、イライラして怒りっぽくなって「こんなママ嫌だよねぇ…」なんて、無垢な娘を見ては我に返っては、反省しきりだったのを覚えています。

あの頃はどうやったらイライラしないんだろうとか、解消法とかばかり考えていました。

だけど、どうしたって赤ちゃん相手にイライラしちゃいます。あれは仕方がないと今なら断言できる!

今はイライラしなくなった。でも、私が変わっただけじゃなかった

今娘は小学校5年生。最近の私はあんまりイライラしなくなりました。

娘が成長して、自分のことは自分でできるようになって、話が通じるようになったのはやっぱり大きい!

そして、たまーにですが、自分一人の時間を確保できるようになったのも心の余裕がもてるようになったかな。

さらにいうと、職業柄、看護師としてたくさんの人に出会って「人は思いどおりにならない」と受け入れられるようになったこともひとつ。

病院にいると、いろんな患者さん、ご家族にお会いするから、目ん玉が飛び出るような価値観に出会うこともあります。笑

「そんな考え方があるの?」
「そんな選択をするんだ。」

最初は驚くこともたくさんありました。

そんな経験を繰り返すたびに、

「考え方が根本から違うから、いくらこちらが良いと思ってもやってもらえないこともあるんだ」
「あ、自分ではどうにもならないこともあるんだ」

なんてわかってきたんですよね…。

子どもだけじゃなくて、そういや大人だってみんな思うとおりにならないもんね。

なんて結論に到達し、イライラしても仕方がないねって思えるようになってからは、ずいぶん楽になったもんです。

イライラは余裕がないサイン

イライラはどうしたってするもんだと思うんです。

イライラするのは、「心が狭いから」でも「親失格だから」でもなく、余裕がないサインなのかもしれない。

娘が赤ちゃんの時を振り返ると…。

目を離せば死んじゃうかもしれない存在な上に、いつ泣き出すのかわからないから、四六時中気をはってたら、そりゃ余裕なんてあるわけない…!

イライラするのは必然のことなので、解消法とか考えてもあんまり効果がないのかもしれません。

そして、イライラする自分を否定もしないでほしい…。

むしろ「イライラしているとき」=「余裕がないサイン」ならば、自分が「イライラしているな」って気づけることが大事なのかも。

大切なのは、「イライラしてるな」と気づくこと

「イライラしないようにするのは、無理だぁー!」って気づいてから、イライラしてるな…って思った時、まずは「あ、私イライラしてる!」って立ち止まるようにしています。

気づかないことには、どうにも対処できないし、そもそも対処できないかもしれないって開き直れないですもんね…。

イライラの正体を探してみる

イライラしてるなって気づいたあとは、

「自分、余裕ない? 何に困っている? 何に不安になっている?」

って考えるようにしています。

イライラしているときって、どうしてこんなにイライラしているの?!って本当にわからないもんです。

わけもわからないまま、トイレに行ったら「生理のせいだったのか…」って我に返ることもあります。

少し落ち着いて振り返ると、なんとなくイライラの原因が見えてくる気がします。

・何に困ってる?
・何が不安?
・疲れてる?
・眠れてる?
・これは私が変えられること?
・それとも変えられないこと?
・もしかして生理・・・?

どうしても疲れているときは、余裕がなくなるし頭も働かなくなってイライラするし、そもそも自分があがいたって、どうにもならないこともある。

その最たるが、「赤ちゃんのお世話」だと思う!!!

それでも解決できない日はある

赤ちゃんのお世話を筆頭に、自分がどうがんばっても解決できないことってありますよね。

赤ちゃんの口を塞いで黙らせるわけにもいかないし…。

自分の力が足りなければ、もっと時間をかけて力をつけないといけないし、誰かとのやり取りなら、誰かの気持ちや考え方なんて変えられるもんじゃないし、得意、不得意があって当たり前。

こりゃ無理だ〜ってときは、ちょっと待つとか、誰かの力を借りるとか、あきらめるとか、わりきるとか、真っ向から立ち向かわない方法も1つなんだと思うんですよね。

普段から、自分の心を満たしておく

そして最後に、普段から自分の心を満たしておくのも大切だと思っています。

ちょっとでも心の余裕のコップを大きくしておくというか。

体調を良くする、休める時は休む、自分の好きなことをする…。

私の場合は、

・コーヒーとスイーツを楽しむ
・好きな音楽を聴く
・好きな有名人のリサーチ
・おいしいものを食べる
・いろんな考えに没頭する

そんな時間が少しずつ心を整えてくれる気がします。

でも、これは私の場合であって、方法は人それぞれ、違っていいんです。

散歩かもしれない。
昼寝かもしれない。
友達との電話かもしれない。

「私は何をすると少し元気になれるんだろう。」

そんなものをいくつか持っていると、苦しい日の自分を助けてくれる気がしています。

心を満たすことは、イライラをなくす魔法ではありません。

でも、余裕のある日に少しずつ心を満たしておくことが、苦しい日の自分を支えてくれる。

私は、そんなふうに思っています。

おわりに

イライラするのって、とにかく落ち着かないし、ストレスだし、自己嫌悪に陥ったりもしますよね。

娘が赤ちゃんの時のイライラは、とにかく辛かった。

生まれたばかりの赤ちゃんが言うことをきくはずもないし、自分のペースなんてお構いなしに娘中心の生活。

イライラしないわけがありませんでした。

そう思うと、イライラをなくすことはできないかもしれません。

でも、イライラする自分に気づくことで、軽くすることはできるかもしれないです。

そして、どうにもならないことは、「そういう日もあるよね」と受け入れてみること。

世の中には、自分がどんなに頑張っても、どうにもならないことってありますよね。

だからこそ、イライラする自分を責めるより、自分の味方でいてあげられたらいいな、と私は思っています。

「私は何をすると少し心に余裕ができるんだろう。」

そんなことを考える時間が、自分を大切にすることにつながっていくのではないでしょうか。

自分を大切にするというのは、いつも笑顔でいることでも、イライラしないことでもない。

「今日は余裕がないな。」
「ちょっと疲れてるな。」

そんな自分に気づいて、少しだけ優しくしてあげることなのかもしれないですね。

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そら

看護師、ひとり娘の母。 心と身体を整えること。 好きなものを楽しむこと。 暮らしを味わうこと。 自分らしく生きること。 忙しい毎日の中でも、 「私は本当はどうしたい?」と立ち止まって、 自分の人生を自分で選んでいけたらいい。 Another Neighbors=「もうひとつの隣人」。 ふらっと立ち寄って、 少し考えたり、ちょっと元気になったり。 そんな、もうひとつの隣人のような場所を作っています。
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